2024.02.27
緑黄色野菜の代表格!美肌効果も期待できるにんじんレシピ4選
日本で作られているにんじんには、大きく分けて、西洋にんじんと東洋にんじんの2種類があります。よくスーパーなどで目にするのは、西洋にんじんのひとつで五寸にんじんと呼ばれるものです。東洋にんじんで有名なのが、鮮やかな赤色が特徴の金時にんじんや、サラダや付け合わせなどに使われるミニにんじん。色も形もさまざまな種類が流通しています。
粘膜の潤いを守るβカロテンが豊富なにんじん
にんじんのオレンジ色は、にんじんの代表的な栄養素であるβカロテンの色素によるもの。βカロテンには強い抗酸化作用があり、有害な活性酸素を消去するため、老化やガンの抑制効果が期待できます。
また、βカロテンから身体の中で変換されるビタミンAは、粘膜を正常に保つ働きがあり、美肌効果も期待できます。βカロテンは皮の近くに多く含まれているので、皮も余すことなく使いましょう。
栄養がぎゅっとつまったにんじんのポタージュ
にんじんの本来持っているうま味をたっぷり堪能できるにんじんポタージュ。バターで炒めたにんじんをミキサーにかけることで、にんじんのβ-カロテンから作られるビタミンAの吸収率が生の状態より約3倍もアップします。
にんじんをマイルドなポタージュに仕上げることで口当たりがよく、深みのある一品に。仕上げにカレー粉を使うことで香り高く仕上がります。
身体ポカポカ、大根とにんじんの豚巻きおでん
寒い時期に食べたくなるおでん。そこににんじんと大根を豚肉で巻いて具に加えれば、たんぱく質やビタミンなど栄養価がアップし、バランスのとれたおかずに。仕上げにカイワレ大根を添えることで彩りもよくなります。
サンフランシスコの人気メニューにキャラットラペを添えて
サンフランシスコ郊外にあるカフェで人気のエッグインジェイルを参考にアレンジしたレシピ。本来は厚切りパンの中央をくりぬいて卵を落としますが、こちらのレシピではパンの代わりに厚揚げを使っています。
千切りにしたにんじんにカレールーなどで味付けしたキャラットラペを添えることで、不足する野菜も摂れてバランスも良くなります。
にんじんを加えて食べ応えアップ、基本の炊き込みご飯
手軽においしい炊き込みご飯をつくるなら、出汁パックを活用しましょう。出汁パックを破って中身を具材に振りかけ一緒に炊き込めば、簡単に本格的な美味しさに。
定番の油揚げ、にんじん、ごぼう以外にも季節の具材を組み合わせてアレンジしやすいのも炊き込みご飯の魅力です。
新鮮なにんじんは、色鮮やか
にんじんを選ぶときのポイントは、色味が濃いもので、茎の切り口の軸が小さく、張りがあってみずみずしいかどうか。加えて春夏のにんじんは軸が緑色であることが新鮮であることの証になります。定番野菜としてストックしている方も多いと思いますが、今回ご紹介したレシピを試して、にんじんの新たな魅力を発見してみてください。
本記事は過去のkencom記事をもとに再編成したものです。
記事情報
引用・参考文献
制作
文:鹿嶋早由里