メニュー

2024.02.06

ネバネバ&シャキシャキ食感がクセになる!疲れた胃腸を労わる長芋レシピ

kencom編集部

記事画像

ヤマノイモ科に属しているいも類の総称を山芋と呼びます。山芋の中で、円筒形をしているのが長芋です。すりおろしてとろろやお好み焼きの材料にしたり、炒め物や揚げ物にするなど、私たちの食卓に欠かせない存在です。

消化を助ける。生活習慣病予防に役立つ長芋レシピ

和食は世界的にヘルシーと言われていますが、塩を使った保存食が多く、塩分過多になりやすい傾向があります。余分なナトリウムを排出するために必要な栄養素は、食物繊維とカリウムです。

長芋には、カリウムが豊富に含まれており、余分なナトリウムを排出する作用が期待できるので、高血圧予防にも効果的。また、すりおろすとジアスターゼという消化酵素が消化吸収を助けてくれます。独特のぬめりには、血糖やコレステロール値の上昇を抑える働きなど、生活習慣病予防にかかわる栄養素をたっぷりと含むため健康維持にはうってつけの食材です。

シャキシャキ食感。長芋の黒酢豚

薄切りの豚肉を長芋に巻いて焼くため、周りはほくほく、中はシャキシャキの食感が楽しめる酢豚。薄切りの豚肉を使うことで、すぐに火が通るので短時間でさっと作ることができます。黒甘酢の味付けが食欲をかきたて、箸が止まらない美味しさです。

もち麦と合わせて栄養アップ。長芋ともち麦のデリ風サラダ

長芋のぬめり主成分であるムチンは、食べ物を飲みこむことをスムーズにしてくれる役割があります。プチプチとした食感のもち麦と長芋を一緒にいただくと、するっと食べやすくなり、おすすめです。

栄養たっぷりなもち麦は、白米に混ぜていただく以外にも使い勝手がいいので、サラダトッピングもぜひ試してみて。

疲れた胃腸を優しくいたわる。とろろかけ丼

疲れた胃腸を優しく労わるなら、手軽にできて消化を助けてくれるとろろかけ丼を。山芋をなめらかになるまですりおろしてご飯にかけると、胃腸に優しいとろろ丼が出来上がります。山芋に含まれる消化酵素のアミラーゼやジアスターゼがでんぷんの分解を促進し、ご飯の消化を助けてくれます。さらに粘り成分が胃腸の粘膜を保護するため胃腸に優しい食材です。

長芋でも美味しく作れますが、とろろにするなら、粘り気の強い大和芋が向いています。

疲れた胃腸に長芋レシピを

長芋の独特のぬめりには栄養成分がたっぷり含まれています。特に消化吸収を助けて胃もたれを防ぐ効果が期待できますので、胃腸が疲れた時には積極的に摂りたい食材です。レシピのバリエーションを増やして上手に食卓に取り入れましょう。

本記事は過去のkencom記事をもとに再編成したものです。

記事情報

引用・参考文献

制作

文:鹿嶋早由里

あわせて読みたい

この記事に関連するキーワード