夏バテ予防と美肌対策にぴったり！暑さに負けないトマトのレシピ5選

夏野菜と言えばトマト。太陽の光をたっぷり浴びて育つ真っ赤なトマトには、疲労回復や紫外線対策に役立つ栄養素がたっぷり含まれていることはご存知でしょうか。生で食べても加熱して調理しても大活躍なトマトレシピをご紹介します。

トマトには疲労物質を分解する働きがあるクエン酸やりんご酸、細胞の回復を妨害する活性酵素を壊す働きがあるリコピンが含まれており、相乗効果によって疲労回復を早めてくれます。また、リコピンにはメラニン色素の生成を抑制する働きがある上に、強い抗酸化作用によって肌をシミやシワから守ってくれる効果も期待できます。

ミネストローネをアレンジして、出汁を使用し豆腐もプラスした和風のトマトスープは、意外な組み合わせですが、和風出汁ならではのやさしいうま味がトマトの酸味とよく合います。洋食はもちろん、和食の献立にも合う一品です。

冷たいおそばに、トマトと半熟卵を乗せて麺つゆを合わせるだけで、調理がとても簡単なのに、栄養がしっかり摂れるぶっかけそば。見た目も華やかで、さっぱりといただけるので、食欲がない時にぴったりなレシピです。

野菜が不足しているとわかっていても、食が進まない時もありますよね。そんな方におすすめなパワーサラダは、スパイシーなタンドリーチキンが食欲をそそり、焼きトマトとも相性ピッタリ。タンドリーチキンに使われるカレー粉には、抗酸化作用や消炎作用があるターメリックを含んでいるため、夏の美肌や、夏バテ対策にも一役かってくれます。

春から初夏にかけて旬を迎えるそら豆は、ビタミンB1、B2、C、鉄分が豊富に含まれ栄養たっぷり。オリーブオイルの代わりにツナ缶を使うことで、EPAやDHA、必須脂肪酸であるリノール酸を摂ることができます。今日はささっと食事の準備を済ませたいな、というときには栄養たっぷりなそら豆とトマトのペペロンチーノの出番です。

鶏むね肉・玉ねぎ・トマト缶・カレールウの4つの材料だけで作れる、簡単かつヘルシーなカレーをご紹介します。暑くて食欲のない時期でも鶏むね肉でタンパク質をしっかり摂れますし、トマトのリコピンによって強い紫外線から肌を守り、アンチエイジング効果も期待できるレシピです。

暑くて湿気が強い日本の夏は、バテて食欲が減退しやすい季節です。トマトは、水分がたっぷりある上に疲労回復効果も期待でき、暑い夏は積極的に摂っていきたい夏野菜。生でも加熱しても美味しいトマト料理を食べて、夏を元気いっぱいに過ごしましょう！

本記事は過去のkencom記事をもとに再編成したものです。

文：鹿嶋早由里