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2019.07.06

七夕に食べる料理って?伝統和食を美味しく可愛くアレンジ!【身体が変わる10分レシピ#96】

KenCoM公式:料理研究家・りんひろこ

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7月7日は七夕。みんなで短冊に願いを書き、笹に飾ったりと華やかな景色が街のあちこちで見られると思います。
そんな日本の伝統行事を、食生活でも楽しんでみませんか。特に難しいことはありません。ただそうめんを食べるだけでいいんです。
そうめんの流れが天の川のように見える、宮中行事の名残など様々な由来が語られますが、江戸時代まではこの日にそうめんを食べるのが習慣だったようです。
今回は少しアレンジして、より華やかな料理にしてみました。そうめんを食べ飽きている方でも美味しくいただけますよ。

【材料】(2人分)

レタス 4枚(80g)
大葉(あれば) 6枚
そうめん 2~3束

A
辛子明太子(たらこでもOK) 大きめ1はら(40g)
牛乳 200cc
マヨネーズ 小さじ1/2
顆粒コンソメスープの素 小さじ1/2

その他お好みで ミニトマト、パプリカ(黄色)など

作り方

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1:大葉は千切り、レタスは細切りにする。

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2:鍋に熱湯を沸かしてそうめんを時間通りに茹でる。茹で上がったらざるにとり、冷水でしめる。

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3:付け合わせのスープを作る。明太子は薄皮をむく。Aを全て合わせてよく混ぜ合わせる。

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4:茹でたそうめんを器に入れ、レタスと大葉、その他の野菜を盛り付けてから、作っておいたスープをかける。

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※黄色パプリカを星形に切り抜いて飾ると七夕アレンジになりますよ。

身体に嬉しい豆知識

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明太子はたらこの別名ですが、魚の卵なので栄養が豊富に含まれています。抗酸化作用のあるビタミンE、そして疲労回復効果のあるビタミンB1、肌を丈夫にして口内炎や肌荒れを防ぐビタミンB2が豊富です。血圧を下げる効果や、コレステロール、中性脂肪を減らす効果、そして肝臓の解毒効果も期待できるタウリンも含んでいます。
寒暖差があったり、湿度が高くてだるくなりやすいこの時期に積極的にとりたい食材です。

今回はそうめんを茹でる以外は火を使わずに済むので、時間がない時にもすぐにできる1品。そうめんの代わりに、冷凍や冷蔵のうどんをレンジ加熱すれば、完全に火を使わなくても手軽に作れますよ。

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著者プロフィール

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■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。