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2024.04.17

お酒を飲まないのに肝機能が異常値なのはなぜ?【医師が解説!健康Q&A】

kencom編集部

世の中に星の数ほどある健康に関する情報。何が本当で、何が嘘?よくある健康に関する疑問について、kencom監修医の石原先生に聞きました。あなたの健康知識をアップデートして、生活習慣に取り入れましょう!

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医師の解説

肝機能検査で異常値が出ると「お酒の飲み過ぎ」というイメージを持たれる方が多いですが、肝機能異常の原因はお酒だけとは限りません。例えば、運動不足や食べ過ぎによる脂肪肝や、ウイルス感染による肝炎など、さまざまな病気が隠れていることがあります。肝機能検査で異常が指摘された場合には、必ず医療機関を受診するようにしてください。

健康診断などで肝機能を測定する場合、普段お酒を飲む方は数日前からお酒を控え、体調を整えてから検査を受けるようにしましょう。

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著者プロフィール

石原藤樹(いしはら・ふじき)先生
1963年東京都渋谷区生まれ。信州大学医学部医学科、大学院卒業。医学博士。研究領域はインスリン分泌、カルシウム代謝。臨床は糖尿病、内分泌、循環器を主に研修。信州大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科を研修の後、1998年より六号通り診療所所長として、地域医療全般に従事。2015年8月六号通り診療所を退職し、北品川藤クリニックを開設、院長に就任。著書に「誰も教えてくれなかったくすりの始め方・やめ方-ガイドラインと文献と臨床知に学ぶ-」(総合医学社)などがある。

制作

文:kencom編集部

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