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2018.09.12

タウリンが肝機能をサポート!「薬味たっぷりいか納豆丼」【男の和ごはん・丼物編#16】

KenCoM公式:管理栄養士・圓尾和紀

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秋といえば「食欲の秋」。美味しいものが豊富でついつい食べ過ぎ、飲み過ぎになりやすい季節です。それが続くと、食べたものの栄養素やアルコールを代謝する肝臓が疲れやすくなることも。

今回は、この時期の肝臓の負担を和らげる「いか」を使った丼をご紹介します。

いかに含まれるタウリンは肝臓機能を助ける

いかにはタウリンという物質が含まれており、このタウリンには肝臓の機能を助ける作用があることが分かっています。肝臓はアルコールの分解時にも働くため、いかのたっぷり入った今回のメニューは、「前日に飲みすぎたな」という日のメニューにもオススメです。

また、タウリンには胆汁の分泌を促して、体の中の余分なコレステロールを外に出すような働きもあるため、コレステロールの高い方にも一役買ってくれそうです。

薬味たっぷり!いか納豆丼:約450kcal

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【材料】(2人分)

・いか(刺身用) 50g
・納豆 2パック
・温泉卵 2個
・大葉 3枚
・みょうが 1本
・めんつゆ 大さじ3/4
・柚子胡椒 適宜
・ごはん 2膳

【作り方】(料理時間 約10分)

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1:いかは細切りにする。大葉は千切り、みょうがは縦に4等分に切ってから小口切りにする。大葉とみょうがを水に1分ほどさらし、水気を切る。

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2:ボウルにいか、納豆、大葉、みょうが、めんつゆを入れて和える。

3:丼にごはんを盛り、2をのせ、温泉卵をのせる。柚子胡椒を添えたら出来上がり。お好みで大葉の千切り(分量外)を添えても美味しいですよ。

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薬味は一旦サッと水にさらすとアクが抜けて香りがまろやかになります。気にならない方はそのまま使っても良いです。薬味をたっぷり入れると食も進みますし、塩分控えめの薄味でも満足感が出ますよ。

▼過去のレシピはこちら!

著者プロフィール

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■圓尾和紀(まるお かずき)
“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。日本の伝統食の良さを現代の生活に活かす「和ごはん」の考え方を伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。

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