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2024.01.24

気づいたら喉がカラカラ。冬の脱水に気づくには?【医師が解説!健康Q&A】

kencom編集部

世の中に星の数ほどある健康に関する情報。何が本当で、何が嘘?よくある健康に関する疑問について、kencom監修医の石原先生に聞きました。あなたの健康知識をアップデートして、生活習慣に取り入れましょう!

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医師の解説

冬は夏に比べて外気が乾燥している上に、暖房を使うことで室内がさらに乾燥するので、体から水分を奪われやすくなります。また夏に比べて脱水による口の渇きを感じにくくなるため、気がついたら喉がカラカラと言うことも。そのため、冬も脱水には気をつけて過ごすようにしましょう。常にミネラルウォーターなどの水分を持ち歩き、習慣的に水分補給をするのがおすすめです。

必要な水の量は個人差が大きく一概には言えませんが、脱水のバロメーターになるのが尿の色。濃い黄色、もしくは茶色っぽい尿が少量しか出ない時は、軽い脱水に陥っている可能性があります。トイレで尿の色をチェックし、脱水の危険性があるときはこまめに水分を取るようにしてください。

記事情報

引用・参考文献

著者プロフィール

石原藤樹(いしはら・ふじき)先生
1963年東京都渋谷区生まれ。信州大学医学部医学科、大学院卒業。医学博士。研究領域はインスリン分泌、カルシウム代謝。臨床は糖尿病、内分泌、循環器を主に研修。信州大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科を研修の後、1998年より六号通り診療所所長として、地域医療全般に従事。2015年8月六号通り診療所を退職し、北品川藤クリニックを開設、院長に就任。著書に「誰も教えてくれなかったくすりの始め方・やめ方-ガイドラインと文献と臨床知に学ぶ-」(総合医学社)などがある。

制作

文:kencom編集部

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