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2023.07.19

健康診断では異常なしでしたが直後に病気が発覚。なぜ?【医師が解説!健康Q&A】

kencom編集部

世の中に星の数ほどある健康に関する情報。何が本当で、何が嘘?よくある健康に関する疑問について、kencom監修医の石原先生に聞きました。あなたの健康知識をアップデートして、生活習慣に取り入れましょう!

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医師の解説

健康診断というのは、症状がなく進行することがある生活習慣病や、特定のがんなどを早期発見するための検査です。全ての病気を健康診断でみつけることは難しいため、健康診断で異常がないという結果が出ていても、病気になることはあります。

全ての病気を検査するわけではないので、一部のガンや糖尿病など、遺伝の要因がある病気を家族が患っている場合は、定期的に検査を受けるなど、自分の健康・身体に興味を持って積極的に検診に取り組むことも重要です。健康診断を受ける時は、その検査でどのような病気や身体の異常を見つけることができるのかを確認してから受けましょう。

記事情報

著者プロフィール

石原藤樹(いしはら・ふじき)先生
1963年東京都渋谷区生まれ。信州大学医学部医学科、大学院卒業。医学博士。研究領域はインスリン分泌、カルシウム代謝。臨床は糖尿病、内分泌、循環器を主に研修。信州大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科を研修の後、1998年より六号通り診療所所長として、地域医療全般に従事。2015年8月六号通り診療所を退職し、北品川藤クリニックを開設、院長に就任。著書に「誰も教えてくれなかったくすりの始め方・やめ方-ガイドラインと文献と臨床知に学ぶ-」(総合医学社)などがある。

制作

文:kencom編集部

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