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2023.02.08

早食いで太りやすいです。 ひとくち何回噛めばいいの?【医師が解説!健康Q&A】

kencom編集部

世の中に星の数ほどある健康に関する情報。何が本当で、何が嘘?よくある健康に関する疑問について、kencom監修医の石原先生に聞きました。あなたの健康知識をアップデートして、生活習慣に取り入れましょう!

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医師の解説

平成21年国民健康・栄養調査結果では、肥満(BMI25以上)の男性は、速いと回答した人が63.9%で、肥満ではない人に比べて多いことが分かっています。

ゆっくりよく噛んで食べることで、食欲を抑え、食事量を減らして、肥満を改善するという方法が日本で考案されています。これを咀嚼法と言います。習慣的なものでそれほど科学的根拠があるという訳ではありませんが、一口30回以上噛むことが基準として推奨されていますので、早食いの自覚がある方は、ひとつの基準として実践してみましょう。

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参考文献

著者プロフィール

石原藤樹(いしはら・ふじき)先生
1963年東京都渋谷区生まれ。信州大学医学部医学科、大学院卒業。医学博士。研究領域はインスリン分泌、カルシウム代謝。臨床は糖尿病、内分泌、循環器を主に研修。信州大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科を研修の後、1998年より六号通り診療所所長として、地域医療全般に従事。2015年8月六号通り診療所を退職し、北品川藤クリニックを開設、院長に就任。著書に「誰も教えてくれなかったくすりの始め方・やめ方-ガイドラインと文献と臨床知に学ぶ-」(総合医学社)などがある。

制作

文:kencom編集部

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