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2023.03.01

在宅・デスクワークで運動不足が心配です【医師が解説!健康Q&A】

kencom編集部

世の中に星の数ほどある健康に関する情報。何が本当で、何が嘘?よくある健康に関する疑問について、kencom監修医の石原先生に聞きました。あなたの健康知識をアップデートして、生活習慣に取り入れましょう!

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医師の解説

長い時間座ったままでいると、健康を損ねるリスクがアップするのは紛れもない事実です。在宅でデスクワークを行っているなど、身体を動かす時間が短い方は、座っている時間をなるべく減らして、こまめに身体を動かすことを意識しましょう。

2022年のネイチャー関連の医学誌に発表された、ウェアラブル端末を使用した研究によると、1~2分のちょっとした運動を1日に3回程度行うだけで、健康にいい影響が明確にあることがわかりました。意識的に階段を使う、仕事の合間にストレッチをするという程度のすき間時間の運動でも、積み重ねれば十分な健康効果があります。

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参考文献

著者プロフィール

石原藤樹(いしはら・ふじき)先生
1963年東京都渋谷区生まれ。信州大学医学部医学科、大学院卒業。医学博士。研究領域はインスリン分泌、カルシウム代謝。臨床は糖尿病、内分泌、循環器を主に研修。信州大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科を研修の後、1998年より六号通り診療所所長として、地域医療全般に従事。2015年8月六号通り診療所を退職し、北品川藤クリニックを開設、院長に就任。著書に「誰も教えてくれなかったくすりの始め方・やめ方-ガイドラインと文献と臨床知に学ぶ-」(総合医学社)などがある。

制作

文:kencom編集部

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