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2021.01.13

しっかり魚を食べたい時に!缶詰で作るリゾット【安心ごはん#2】

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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お魚を食べたいと思っても、骨の処理が大変だったり、下処理が大変だったりと敬遠しがちな方は多いかもしれません。
ですが、魚はDHAを始め、貴重な栄養の宝庫。お年寄りから子供までしっかり食べたい食材です。

今回は魚の缶詰と合わせて、包丁も火も使わずに作れる栄養豊富なリゾットをご紹介します。缶詰の魚は骨まで柔らかく調理してある為、高齢者にとって大切なカルシウムもたっぷり摂ることができますよ。
もちろん、ご高齢の方だけでなく、ほかのご家族の時間がないときの夕ご飯にもおすすめです。

材料(1人分)

ほうれん草 2株
いわし缶 1/2缶
ごはん 1膳分 150g
ピザ用チーズ ひとつかみ(30g程度)
※スライスチーズ1枚でもOK
しょうゆ 小さじ1
水 50cc

作り方

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1.ほうれん草を3cm幅に切る。

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2.耐熱容器にごはんを入れ、その上に1のほうれん草をのせる。いわし缶のいわしを手で崩しながらのせ、缶の汁も1/2缶分加える。その上にチーズをのせて、しょうゆと水を上から回しかける。

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3.軽くラップをして600Wの電子レンジで6分加熱する。

おいしいワンポイントアドバイス

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ほうれん草は、βカロテンや鉄分、ビタミンB群、ビタミンCなど様々な栄養をバランスよく含んでいて栄養面で優れています。加えて、繊維が柔らかく、電子レンジ加熱でも十分に食べやすくなるため、高齢者向けのレンジ調理メニューに向いている野菜です。
今回はいわしの缶詰を使いましたが、アレンジしてみてもおいしくいただけますよ。

りんひろこ

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料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。