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2020.01.05

生理時の痛み止めは市販薬でもいいの?【1分で学べる病気の疑問】

kencom公式:ライター・森下千佳

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医師からのコメント

市販で売っている薬はそこまで強い薬はないので、用量用法を守れば副作用などを心配せずに飲んで良いと思います。

効いているかどうかは、痛みなどが取れているか、症状が軽くなっているかどうかで判断してください。普段鎮痛剤で胃が痛くなるようであれば、胃が痛くならないような成分が含まれているような市販薬も出ているので、症状に合わせて賢く選んでください。

薬のパッケージなど見た目で判断せずに、薬局の薬剤師さんに相談したり、しっかり裏側の表記をよく見るなどして、自分の症状に何があっているかをちゃんと判断してほしいと思います。
症状が改善しない場合には必ずかかりつけ医をはじめ、医療機関を受診してください。

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監修医師

■高尾美穂(たかお・みほ)先生
イーク表参道 副院長
東京慈恵会医科大学大学院修了後、慈恵医大病院 産婦人科助教などを経て現職。専門は婦人科がん(特に卵巣がん)。産婦人科専門医・医学博士・スポーツドクターのほか、ヨガ講師としてGyne Yogaを主宰する。

著者プロフィール

■森下千佳(もりした・ちか)
お茶の水女子大学理学部卒。2000年に東海テレビ放送に入社し、主に報道記者として事件、事故を取材制作。女性ならではの目線で取材先の言葉や見過ごされがちな出来事を引き出す事を得意とする。2009年に家族の転勤で、ニューヨークに渡り4年間移住。当時日本ではなかなか手に入らなかったオーガニックのベビー商品、コスメなどを日本に届けるベンチャー起業を立ち上げに関わる。2013年帰国し翌年に女児を出産。2016年より子宮頸がん検診の啓発活動と健康教育を手掛ける一般社団法人の理事を務める。2019年よりフリーのエディターとして、主に女性と子供の健康、子育てに関する取材、発信している。