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2023.11.22

たくさん歩くほど健康になりますか?【医師が解説!健康Q&A】

kencom編集部

世の中に星の数ほどある健康に関する情報。何が本当で、何が嘘?よくある健康に関する疑問について、kencom監修医の石原先生に聞きました。あなたの健康知識をアップデートして、生活習慣に取り入れましょう!

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医師の解説

以前は歩けば歩くほど健康に良い、という考えもありました。しかし最近の研究では、最も病気のリスクを下げて生命予後の改善に繋がる歩数は、1日7000~1万歩という結果が出ています。

1万歩以上歩いた場合、体力は増進しますが、それ以上の健康効果を得ることは出来ません。

むしろ過度な運動は怪我の原因になり、腰や膝に負担を掛けることもあります。無理せず、自分のできる範囲で運動するようにしましょう。

記事情報

参考文献

著者プロフィール

石原藤樹(いしはら・ふじき)先生
1963年東京都渋谷区生まれ。信州大学医学部医学科、大学院卒業。医学博士。研究領域はインスリン分泌、カルシウム代謝。臨床は糖尿病、内分泌、循環器を主に研修。信州大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科を研修の後、1998年より六号通り診療所所長として、地域医療全般に従事。2015年8月六号通り診療所を退職し、北品川藤クリニックを開設、院長に就任。著書に「誰も教えてくれなかったくすりの始め方・やめ方-ガイドラインと文献と臨床知に学ぶ-」(総合医学社)などがある。

制作

文:kencom編集部

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