メニュー

2023.04.05

健康診断と人間ドック どちらを受ければいいの?【医師が解説!健康Q&A】

kencom編集部

世の中に星の数ほどある健康に関する情報。何が本当で、何が嘘?よくある健康に関する疑問について、kencom監修医の石原先生に聞きました。あなたの健康知識をアップデートして、生活習慣に取り入れましょう!

記事画像

医師の解説

実は人間ドックで何を検査するのか、明確な決まりはありません。法定の健康診断は、視力・聴力・血圧・便及び尿検査など10数項目を調べますが、それより多くの項目をより詳しく調べるものを"人間ドック"と呼んでいます。

一般的な人間ドックで行っている検査は、40~100項目程度。高度な検査を行うことが多く、全身を徹底的に検査でき病気の早期発見につながるのです。20歳以上であれば誰でも受診可能ですが、生活習慣病やがんなどの病気が増え始める35〜40歳以降は、人間ドックで詳細な検査を行いましょう。

記事情報

参考文献

著者プロフィール

石原藤樹(いしはら・ふじき)先生
1963年東京都渋谷区生まれ。信州大学医学部医学科、大学院卒業。医学博士。研究領域はインスリン分泌、カルシウム代謝。臨床は糖尿病、内分泌、循環器を主に研修。信州大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科を研修の後、1998年より六号通り診療所所長として、地域医療全般に従事。2015年8月六号通り診療所を退職し、北品川藤クリニックを開設、院長に就任。著書に「誰も教えてくれなかったくすりの始め方・やめ方-ガイドラインと文献と臨床知に学ぶ-」(総合医学社)などがある。

制作

文:kencom編集部

あわせて読みたい

この記事に関連するキーワード