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2019.05.18

イタリア語で口に飛び込むを意味する超簡単おつまみ「サルティンボッカ」【10分レシピ#89】

KenCoM公式:料理研究家・りんひろこ

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抗酸化作用を持つポリフェノールなどを含み、適量なら健康にもいいと言われることがあるワイン。
せっかくなら、健康に気をつけたおつまみも合わせたいところです。
そこで、今回は、写真にも映えてしかも簡単に作れるレシピをご紹介します。

フライパンだけしか使わないので、片付けも簡単ですよ。

【材料】(2~3人分)

豚ロース肉(0.5~1cm厚さのもの) 6~8枚(150~200g)
生ハム 6~8枚
セージ(なければバジルでも) 8枚
レモン 1/2個
オリーブオイル 適量
バター(オリーブオイルでもOK) 少々(大さじ1弱程度)
白ワイン 少々(大さじ1~2程度)

ようじ 4本

作り方

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1:豚肉は1cm以上の厚さがある場合はまな板に広げ、ラップを上にのせて瓶の底などで1cm以下の大きさになるまで叩いて広げる。

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2:レモンは絞りやすいように半分に切る。飾り用に2枚スライスしてとっておくと、完成時に見栄え良くできる。

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3:豚肉にセージをのせ、さらに生ハムをのせてようじで3枚を縫いとめるように刺してとめる。

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4:フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、ようじを刺した肉を生ハムの面が下になるようにして入れる。こんがり色がついたら裏返して中に火が通るまで2分程度焼く。

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5:肉を一度お皿に取り出し、フライパンをさっと洗う。

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6:フライパンにバターとレモンを絞ったレモン汁を入れて火にかける。

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7:バターが溶けたら、肉を戻し入れて白ワインを注ぐ。1~2分加熱してアルコール分を飛ばしたら火を止めて皿に盛り付けレモンを添える。

身体に嬉しい豆知識

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サルティンボッカというのは赤身の牛肉や豚肉に調味料として生ハムを重ね、セージで香りをつけてワインをふりかけて焼くものです。直訳すると「口に飛び込む」という意味のこの料理は、思い立ったらすぐに出来上がるので、ローマではワインに合わせるとりあえずの1品として人気のメニューです。
レモンには豊富なビタミンCが含まれている他、クエン酸が豊富なので疲労回復に効果的です。たっぷり絞って、さっぱりといただきましょう。

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著者プロフィール

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■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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