身体の芯から温めて冷え対策！冷えとりヨガ：体幹編

冷え性がひどくなると末端だけでなく、お腹など体幹部分も冷えてしまうそう。体温が下がると風邪などに引きやすくなるとも言われています。また、深部体温が上がってこないと、夜寝つきが悪くなることも。
冷え性を改善し、体の中心から温めていきたいですね。
今回は、その身体の中心を温めるポーズを、相楽さんに教えてもらいました。

このポーズは、インナーマッスルを鍛えるポーズに背中を中心としたマッサージの動きが入ります。
全身がポカポカするので、寒い日にオススメですよ。

少し動くので、床で直にやると痛い場合には、マットをひくか布団の上など柔らかい場所で行うようにしてください。

①マットや床の上に体育すわりをする。

②後方にゴロンと転がる。

③後ろに転がった反動を使って元の位置に身体を戻したら、両足はつかずにそのまま膝から下を前方に伸ばす。そのまま5呼吸キープする。

負荷が足りない場合には両手もまっすぐ前に伸ばす。

④2〜3回転がってからの船のポーズを繰り返したら、体育すわりに戻って脱力する。そのまま3呼吸ほど繰り返して身体をほぐす。

このポーズは体幹を静的に鍛えることができるものです。負荷が低い割にしっかりと刺激できるので、交感神経に働きかけて目を覚ます動きに適しています。
冷えが気になる方はもちろん、寝起きが悪い方も試してみると面白いですよ。

■相楽のりこ（さがら　のりこ）
タレント業を経てヨガインストラクターへ。現在は渋谷区千駄ヶ谷に『TODAY SAGARA YOGA STUDIO』をオープン。初心者でも楽しめるメソッドには定評があり、ヨガのリフレッシュ効果やパフォーマンスアップ効果を多くの人に伝えている。