2020.02.05
肩甲骨を滑らかに動かして肩こり知らず!猫のひねりポーズ【ながらヨガ#4】
ここまで何回か、肩こりに効くと言われていて、ながらでできるポーズを紹介してきました。ですが、長年凝り固まった肩はなかなかほぐれないものです。
その原因の多くは肩甲骨の可動域が狭くなることにあります。
今回は、手の届きにくい肩甲骨の間に固まった筋肉をほぐし、肩甲骨の動きを滑らかにする猫のひねりのポーズをご紹介します。
これで、肩こりはだいぶ楽になるのではないでしょうか。
肩甲骨を羽のように自由に動かすのを目指す猫のひねりポーズ
身体をひねる動きは、普通に前後に伸ばすよりもストレッチ効果が高いことが知られています。
このひねりの動きをうまく活用してほぐしにくい筋肉を狙いましょう。
床を使ったより深いポーズもありますが、今回はながらでできる負荷で優しく伸ばすのを目指します。
まず動画をチェック!
【やり方】
①その場で正座、もしくは膝立ちになる。(椅子に座っている場合は姿勢を正す)
②両手を胸の前で組む。
③両手を前に伸ばして背中を丸め、肩甲骨を後ろに引いていく。
④骨盤の位置を固定したまま、右方向へ手首を持っていき体幹をひねる。そのまま3呼吸ほどキープ。
⑤ゆっくり正面に戻したら、反対側も同様に行う。
あまり力を入れずにゆっくりひねろう
このポーズは勢いをつけたり、無理に力を入れると身体を痛めやすいポーズでもあります。ゆっくり呼吸に合わせて、手をできるだけ遠くに伸ばしながらひねっていくようにしましょう。
うまく伸ばせると、上半身全体が軽くなったように感じられますよ!
著者プロフィール
■相楽のりこ(さがら のりこ)
タレント業を経てヨガインストラクターへ。現在は渋谷区千駄ヶ谷に『TODAY SAGARA YOGA STUDIO』をオープン。初心者でも楽しめるメソッドには定評があり、ヨガのリフレッシュ効果やパフォーマンスアップ効果を多くの人に伝えている。