2024.02.13
美味さ主役級!鍋や薬味だけじゃない長ねぎレシピ3選
寒い季節に旬を迎える長ねぎ。焼きめをつければ香ばしくなり、煮ると中がトロトロになり甘味が引き立ち、調理法によって様々な楽しみ方ができる野菜です。長ねぎの白い部分である葉鞘(ようしょう)は甘味が強く、火を通すととろっとした柔らかな食感で、緑の部分の葉身(ようしん)は辛みが強いのが特徴。レシピに合わせて使い分ければ、いつもより美味しく仕上がること間違いなしです。
実は緑の部分に栄養たっぷり
長ねぎには、ビタミンC、β-カロテン、カリウム、カルシウムなどの栄養素が含まれますが、白と緑の部分はそれぞれ栄養価が異なり、緑の部分の方が栄養価が高い傾向があります。
長ねぎ特有の香りのもとであるアリシンは、糖質の代謝を高めるビタミンB1の吸収を高め、その効果を持続する働きや、血栓を予防し血液をサラサラにする効果も期待できます。
余ったお餅であと一品。クセになる美味しさのねぎ餅
お正月に余ったお餅を長ねぎと炒めるだけ。簡単におかずが一品プラスできるレシピです。いつものお餅と違った味わいが楽しめます。
仕上げにのせる温泉卵をチーズに変えても美味しいです。
作り置きに便利な蒸し鶏のねぎ油漬け
みじん切りにした長ねぎをたっぷり使ったタレに、蒸し鶏を浸して作る蒸し鶏のねぎ油漬け。電子レンジだけの簡単調理で、洗い物が少なくて済むのも嬉しいポイントです。
そのままでも美味しくいただけるのはもちろん、そばやうどんにかけるなどアレンジしやすく、常備菜としてもおすすめです。
エネルギーをチャージ!長ねぎと豚肉のスタミナ丼
長ねぎを丸ごと1本使い、長ねぎの栄養をしっかり摂れるスタミナ丼。長ねぎ特有の栄養素アリシンはビタミンB1の吸収を高めるため、ビタミンB1を多く含む豚肉と一緒に食べることでビタミンB1を効率よく摂ることができます。
アリシンは食事をしっかりエネルギーに変えてくれるので、疲労を回復したい時やもうひと頑張りしたい時におすすめ。たれが絡んだねぎと豚肉がごはんにマッチして、満足感の高い一品です。
美味しい長ねぎを食卓に取り入れて
長ねぎを美味しく調理するには、新鮮なものを選ぶのも重要です。葉先まで巻きがしっかりしていて弾力があり、白色と緑色部分がはっきり分かれ、白い部分に重みがあり水分が失われていないものが良い長ねぎ。スーパーや青果店で購入するときには、新鮮かどうかチェックしてみましょう。
本記事は過去のkencom記事をもとに再編成したものです。
記事情報
引用・参考文献
制作
文:鹿嶋早由里