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2022.04.24

上半身の筋力アップと腰痛予防にも!ローテーションプッシュアップ【筋トレ図鑑#34】

kencom編集部

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上半身の筋力アップと胸椎(きょうつい)の可動域向上を目指せるのが、今回ご紹介する「ローテーションプッシュアップ」です。ちなみに胸椎の可動域が低下すると、肩や腰痛の原因にもなるのだとか。すき間時間にぜひトライしてみましょう。

「ローテーションプッシュアップ」にトライ!

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1:肩の下に手を置き、足を肩幅に開いて伸ばし、体幹を浮かす。頭からかかとまでが一直線の状態をキープしたまま、腕立て伏せをする

2:片方の腕に体重を乗せ、もう一方の手を持ち上げながら、天井を見るようにして胸を開く

3:腕立て伏せをしたら、逆も同様に行う

目安:左右10回1セット

※注意点

天井を見る時に身体を支えている腕の肩が内に入ってしまうと、胸椎や体幹の捻る動きを阻害してしまい、効果が半減します。そのため肩は開いた状態で行いましょう。

鍛えられる筋肉

上腕三頭筋
大胸筋
僧帽筋
腹斜筋

効果的な筋トレメニューの組み合わせは?

プッシュアップ」もしくは「クローズドハンドプッシュアップ」を組み合わせると上半身の筋力向上が期待できます。また、今回の動き「ローテーションプッシュアップ」を行う際、片手で身体を支える時のバランスが安定し、胸椎の可動域が広がる手助けとなります。

(文:kencom編集部 モデル:河村玲子 写真:村上タケシ)

監修者プロフィール

中村 雅貴(なかむら・まさたか)
柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ5万人の身体を施術、身体づくりサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び、整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メソッドを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。

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