メニュー

2021.12.29

意外とカンタン!甘さ控えめも自由自在な手作りぜんざい

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

記事画像

お正月に食卓に並ぶご家庭も多いのが「ぜんざい」ではないでしょうか。

乾燥小豆から作るのは面倒に感じるかもしれませんが、実は小豆を茹でるのはとっても簡単なんです。乾燥小豆を洗ったら、すぐに火にかけ茹でていくだけ。吸水(水に漬ける作業)もいりません。
自分で作れば甘さも控えめに調整できカロリーも抑えられるので、朝食にしてもいいですね。

【材料】

小豆(乾燥) 200g
水 適量
塩 小さじ1/3
砂糖 100~200g(黒糖でもOK。分量はお好みで)
 ※100gだとあっさりした甘味。200gだと市販のものに近い甘味になります。
餅 2個

作り方

記事画像

1.小豆はさっと洗い、鍋に小豆の2倍量の水とともに入れて強火にかける。沸騰して5分程度して煮汁が赤茶色になってきたら火を止め、一度お湯を捨てて(あく抜き)、ふたたび3倍程度の水を入れて火にかける。

記事画像

2.蓋をして中火にし、指でつぶれるくらい柔らかくなるまで40分程度煮る(熱いので注意)。途中、水が少なくなったらたっぷり足す。

記事画像

3.小豆が柔らかくなったら、ぜんざいとしてちょうどよい水分量になるように調整する(多ければ煮汁を捨て、少なければ水を足す)。塩と砂糖を加えて混ぜ合わせ、5分煮たら完成。
※冷蔵で10日、ラップ等に小分けにしてジッパー付き袋に入れて冷凍すれば長期保存可能。

記事画像

4.餅をトースターかグリルで好みの焼き色まで焼く(600Wの電子レンジで3分加熱してもOK)。

記事画像

5.餅を器に入れて、3の茹で小豆をかける。

おいしいワンポイントアドバイス

記事画像

小豆は食物繊維やタンパク質、ビタミンB群、さらには女性に嬉しい鉄やカリウムなどのミネラルが豊富です。

また小豆にはワインの1.5~2倍のポリフェノールが含まれていて、シミやしわの原因となる紫外線や、ストレスなどで増えた活性酸素を消去する働きがあります。アンチエイジングも期待できる食材です。

りんひろこ

記事画像

料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

この記事に関連するキーワード