メニュー

2022.03.16

お酢でさっぱり旬を味わう「鯛の春野菜マリネ」

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

記事画像

暖かくなり、桜の見頃も近づいてきました。
この時期の真鯛は、産卵時期を迎えて身体がピンク色になることから「桜鯛」とも呼ばれます。そして、この時期が旬で脂ものって美味しくなります。

今回は旬の真鯛と、春野菜をさっぱりとしたマリネに仕上げました。

【材料(2人分)】

真鯛(桜鯛) 2切れ
新玉ねぎ(玉ねぎ) 1/2個
スナップエンドウ 6本
片栗粉 大さじ2~3
油 大さじ2~3


酢 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ1
オリーブオイル(サラダ油でもOK) 大さじ1/2

作り方

記事画像

1.新玉ねぎは薄切り、スナップエンドウは筋を取って斜めに3等分に切る。

記事画像

2.真鯛は中骨を切り落とし、1切れを2等分か3等分に切る。残っている骨は身を触りながら探して骨抜きなどで抜く。

記事画像

3.真鯛に片栗粉をまぶす。

記事画像

4.フライパンに油を熱し、3の鯛を皮目を下にして焼く。両面こんがり色がついたら蓋をして、中火で5~6分ほど中に火が通るまで揚げ焼きにする。

記事画像

5.その間に、耐熱容器に1の玉ねぎとスナップエンドウを入れてラップをし、600Wの電子レンジで1分30秒加熱する。加熱後にAの調味料を加える。

記事画像

6.4の鯛を5のつけ汁に加えて、全体を混ぜ合わせる。

おいしいワンポイントアドバイス

記事画像

白身魚の鯛は良質なタンパク質を含み、消化にも優れています。

スナップエンドウなどの春野菜には食物繊維が豊富なため、老廃物を体外に排出させる働きがあるといわれます。
新玉ねぎは硫化アリルという辛み成分のもとになる成分が豊富で、疲労回復や殺菌効果に加えて血液もさらさらにしてくれます。加熱しすぎず、マリネ液に浸すことで、しっかりとることができますよ。

りんひろこ

記事画像

料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

この記事に関連するキーワード