2020.07.08
夏バテ予防の常備菜に。苦みひかえめのゴーヤのかつおびたし【おつまみレシピ】
スーパーにゴーヤが登場すると「いよいよ夏が来た!」という感じがしますね。
独特な苦みが特徴ですが、苦手という方もいらっしゃるかもしれません。そこで、強い苦みを和らげ、爽やかな苦みとして美味しく食べるための調理法をご紹介します。
ちなみにゴーヤを選ぶ際は、緑色が濃く、いぼがデコボコとたくさんついている、中~小ぶりのサイズのものを選ぶと良いですよ。
【材料(2人分)】
ゴーヤ 1本
塩 小さじ1/2
砂糖 小さじ1
めんつゆ 大さじ1
かつお節(なければ省略可) 小分け1パック(約1g)
作り方
1.ゴーヤはへたを切り落とし、縦半分に切る。
2.中のわたと種をスプーンなどで削って取り除く。苦みが苦手な方は、この白いわたをスプーンでしっかりこそげ落とすと良い。
3.千切りにして塩と砂糖をまぶし、15分以上置いておく。
4.両手でぎゅっと絞り、出てきた水気をしっかり切ってボウルに入れる。(こうすることで青臭みや強い苦みが少なくなる)
5.めんつゆとかつお節を加えて混ぜ合わせ、冷蔵庫で30分ほど冷やす。(冷やすことで苦みもさっぱり食べられる)
身体に優しい豆知識
夏バテ防止の野菜として広く認知されるようになったゴーヤには独特の苦みがあります。この苦み成分はモモルデシンと呼ばれ、血圧や血糖値を下げ、疲労回復や肝機能を高める効果もあります。
ビタミンCも豊富に含んでいるため、コラーゲンの生成を助け、シミやそばかすの原因になるメラニンの生成を抑えて、美肌効果も期待できます。またビタミンCは強力な抗酸化力もあり、夏の疲れにも効くといわれています。
冷蔵庫で4~5日保存できるので、夏の常備菜としてもおすすめです。
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著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。