メニュー

2016.08.26

原酒でつくる「日本酒ハイボール」は旬のさんまと一杯

KenCoM編集部

秋の夜は、季節の味を肴に「日本酒ハイボール」

ハイボールといえばウィスキーですが、日本酒でも美味しいのを知っていますか?日本酒は、「1日1合(180ml)まで」という「ちょい酔い」が体には適量です。でも、少量でも飲み方を工夫すれば満足度もアップします!ここでは日本酒ハイボールを美味しく作るコツをお届けします。

ハイボールやロックにしても美味しい「原酒」

記事画像

あの独特のうまみが水で薄まってしまうなんて、日本酒に炭酸を入れることに抵抗のある方も多いでしょう。ハイボールには、絞ったお酒に加水をしていない「原酒」がお似合いです。アルコール分がやや高いものの風味が濃厚なので水っぽさが軽減、ロックにも合います。パッケージに無加水や原酒と書かれていますのでお気に入りを見つけてみてもいいですね。今の時期なら、ハイボールにスダチをひとしぼり、同じくスダチの香るさんまと一緒にいかがでしょうか。

日本酒ハイボールのつくり方

記事画像

1.冷やしたグラスに氷を入れ、マドラーで一回かき混ぜます。

記事画像

2.出来あがりの半分の量の日本酒を注ぎます。

記事画像

3.炭酸水を注ぎます。お酒と、炭酸水が5:5程度になるようにしましょう。

記事画像

4.マドラーで一回まぜて出来上がり。スダチやライムなどをしぼると美味しいです。

日本酒ハイボールを美味しくつくるポイント

1.加水していない「原酒」がおすすめです
2.薄くなりすぎる前に呑みきれる分だけ作りましょう。

そして、お酒はいつでも「適量」で飲んでこそ「百薬の長」となるので、酔っぱらう前に閉店することも、家呑みのポイントです。
美味しいお酒と一緒に秋の味覚を、どうぞお楽しみください。

<監修医プロフィール>

■石原藤樹(いしはら・ふじき)先生
1963年東京都渋谷区生まれ。信州大学医学部医学科、大学院卒業。医学博士。研究領域はインスリン分泌、カルシウム代謝。臨床は糖尿病、内分泌、循環器を主に研修。信州大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科を研修の後、1998年より六号通り診療所所長として、地域医療全般に従事。2015年8月六号通り診療所を退職し、北品川藤クリニックを開設、院長に就任。著書に「誰も教えてくれなかったくすりの始め方・やめ方-ガイドラインと文献と臨床知に学ぶ-」(総合医学社)などがある。
・略歴
東京医科大学地域医療指導教授/日本プライマリ・ケア連合学会会員/医師会認定産業医/医師会認定スポーツ医/日本糖尿病協会療養指導医/認知症サポート医
・発表論文
-Differential metabolic requirement for initiation and augmentation of insulin release by glucose: a study with rat pancreatic islets. Journal of Endocrinology(1994)143, 497-503
-Role of Adrenal Androgens in the Development of Arteriosclerosis as Judged by Pulse Wave Velocity and Calcification of the Aorta. Cardiology(1992)80,332-338
-Role of Dehydroepiandrosterone and Dehydroepiandrosterone Sulfate for the Maintenance of Axillary Hair in Women. Horm. Metab.Res.(1993)25,34-36

この記事に関連するキーワード