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2023.11.25

ストレートネックで顔が大きくなる!?お風呂でできる首ほぐしタオルストレッチ

ヨガジャーナルオンライン

現代病とも言われる「ストレートネック」は、眼精疲労や肩こりの原因になるだけでなく、顔のむくみやたるみの原因でもあり、知らぬ間にどんどん顔が大きくなっているなんてことも。そんなことにならないために、今回はストレートネックを簡単に矯正できるストレッチをご紹介します。

ストレートネックとは

スマートフォンやタブレットが広く使われるようになった頃からよく耳にする「ストレートネック」という言葉。症状についてはご存知の方も多いのではないでしょうか。

スマートフォンを何気なく手にすると、スマートフォンは体の前側、顔の位置より下にあることがほとんどです。その位置で操作すると画面を覗きこむために頭が肩口より前方に突き出てしまいます。頭が突き出た状態が長時間続くと、頭の重さによって首周りの筋肉が凝り固まって頭を支える骨=頸椎(けいつい)を引っ張り、本来首にあるカーブが徐々に損なわれて首がまっすぐになってきます。これが「ストレートネック」です。

ストレートネックになる原因

スマートフォンやタブレット利用だけがストレートネックの原因ではありません。読書する時などもスマートフォンを操作する位置とそれほど変わらない位置に本があることが多いです。頭を突き出したような姿勢での長時間の読書もストレートネックの原因となります。

テレビを見る、読書、趣味に没頭しているなど気が付くと背中が丸まった前傾姿勢で首がうつむきがちな猫背姿勢になっていませんか?この猫背姿勢が頸椎に負担をかけ、ストレートネックを引き起こします。

なぜストレートネックで顔が肥大するの?

私たちの頭部は体重の10%程度の重さがあるとされます。ストレートネックの状態になると、体重50㎏の女性なら5㎏もの重さが常に首や肩まわりにダイレクトにのしかかることになり、血流が悪くなって肩こりや首こり、体の冷えなど様々な不調が全身に現われます。

首や肩まわりの血流が悪化すると顔の老廃物が滞るようになり、むくみが起きたり脂肪がつきやすくなったりします。この脂肪が肥大化して下方へ落ち顔のたるみとなってしまうのです。また、血流によって届けられるはずの栄養が肌に届かないと、肌のツヤ、張りが失われ、シミやシワができ老け顔はさらに加速するのです。

ストレートネックを解消して、小顔を取り戻そう!

今回はタオルを使った頚椎ストレッチを3つご紹介します。タオルがあればどこでもできるストレッチですが、体が温まっているお風呂タイムに行うのがおすすめです。

タオルを使った頚椎ストレッチ①

<やり方>

1)両手でタオルを持ち、後ろから首にひっかける

2)両手でタオルを前に引きながら、ゆっくり上に向ける

3)そのまま10秒キープ

タオルを使った頚椎ストレッチ②

<やり方>

<やり方>

1)両手でタオルを持ち、後ろから首にひっかける

2)両手でタオルを前に引きながら、ゆっくり下に向ける

3)そのまま10秒キープ

タオルを使った頚椎ストレッチ③

<やり方>

1)両手でタオルを持ち、後ろから後頭部にひっかける

2)両手でタオルを前に引きながら、ゆっくり下に向ける

3)そのまま10秒キープ

時間がある時は、これら3つのストレッチを3セットくらい行うと効果的です。

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

AUTHOR

魚澄トモ

RYT 200

ヨガ講師・アーユルヴェーダセラピスト・グラフィックデザイナー。デザイナーとして仕事をする中、長時間のデクスワークが続き、身体を壊してヨガに出会う。 ヨガで体調が良くなっただけでなく、何をしても治らなくて諦めていたO脚が改善し、精神的な成長も感じられるヨガの魅力に感銘を受け、ヨガインストラクターに転身。 女性限定の朝活ヨガやアーユルヴェーダを基本にした美容実践講座を定期的に開催。 自身の境遇から、自立する女性を応援する活動を中心に行なっている。 グラフィックデザインの仕事も再開でき、三足の草鞋で活動中。 将来は世界のデザインやアートをみて周り、各地でヨガポーズをした写真を撮るのが夢。

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