2021.10.13
おうちで再現!人気の台湾風巨大唐揚げ「大鶏排(ダージーパイ)」
日本で最近、タピオカの次に台湾料理として人気になってきているのが、大きな唐揚げ「大鶏排(ダージーパイ)」。お店では顔より大きいサイズが売られていたりしますね。
お店ほど大きいサイズは家庭では調理しにくいので、少し小さめサイズのレシピを紹介します。
小さめと言ってもボリュームたっぷり!作り置きもできるので、レシピの倍量で作って一気に揚げてしまえば、冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。濃い目の味付けはお弁当にもぴったりです。
台湾の香辛料「五香粉(ウーシャンフェン)」は好みがあるので、香辛料が好きでない方は少なめ(2〜3振り)にすると良いでしょう。苦手な方や小さなお子さんがいる場合は省略しても構いません。
五香粉は大きめのスーパーに行くと置いていることが多いです。中華料理・台湾料理に欠かせない香辛料なので、持っておくと便利ですよ。
【材料(2人分)】
鶏むね肉 1枚
A
醤油 大さじ2
酒 大さじ1
塩 小さじ1/2
砂糖 大さじ1/2
五香粉(あれば) 小さじ1/2
こしょう 少々
にんにく(すりおろし) 1/2片
小麦粉 大さじ2
白玉粉 大さじ2(なければ片栗粉大さじ4でもOK)
作り方
1.鶏むね肉は縦に2等分に切り分け、それぞれの真ん中に切り込みを入れて開き、厚さを半分にする。
2.ビニール袋などにAを合わせ、1の鶏むね肉を入れて15~30分置いておく。
3.小麦粉と白玉粉(または片栗粉)を合わせて皿やバットに広げ、2をのせて粉を両面にたっぷりつける。
4.180℃の油で中火で8~9分揚げ、こんがり色がついたら、最後に強火にして1分揚げてから取り出す。
※適当な大きさにカットして皿に盛り付け、お込みで塩こしょうをつけて食べるとおいしい。
おいしいワンポイントアドバイス
鶏むね肉はもも肉と比べても脂が少なくヘルシーな上に、タンパク質量が多いので、最近の低糖質高タンパク食を実践している人には人気です。
タンパク質は筋肉や髪の毛、肌、内臓などあらゆる身体の部分を作る材料です。さらに免疫を担う抗体もタンパク質で構成されているため、タンパク質を美味しくしっかり摂ることで病気になりにくく、健康維持につながります。
りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。