春を先取り！中華風鶏ひき肉とスナップエンドウの茶わん蒸し【安心ごはん#7】

ふんわり食べやすい茶わん蒸しはシニアにも食べやすい料理の一つ。この茶わん蒸しに、鶏ひき肉とスナップエンドウを加えて中華風に仕立ててボリュームアップさせた、メイン料理にもなる一品をご紹介します。
ちなみに、なかなか意識する機会は少ないですが、卵（有精卵）の旬は２〜４月と言われており、この時期は濃厚で、栄養たっぷりな卵を楽しむことができます。これらを活用してみるのも、春を楽しむ意味では良いと思いますよ。
（スーパーなどで売っている無精卵は１年中味わいが変わることなく楽しめます）

鶏ひき肉（あればもも肉）　150g
あさつき　３本
生姜　１かけ
スナップエンドウ　６～８個
醤油　小さじ１
ごま油　少々

卵　１個

A
鶏がらスープの素　小さじ１
醤油　小さじ１
水　200cc

１．あさつきは小口切りにする。生姜はすりおろす。スナップエンドウは筋を除いて４等分に切る。上に飾るように２本は切らずに縦に割いておいても良い。

２．耐熱の器（容量500cc以上のもの）に鶏ひき肉、あさつき、生姜、スナップエンドウ、醤油、ごま油を入れてスプーンなどで白っぽくなるまでよくかき混ぜる。

３．別のボウルに卵を割り入れてよくかき混ぜて溶いてから、Aを加えてさらにかき混ぜる。

４．２の器に３の卵液をそそぎ、あれば、縦に割いたスナップエンドウを上にのせて飾る。

５．ふちのある平たい皿に水を張って、その上に器をのせ、ラップをせずに600Wの電子レンジで10分加熱する。加熱後に取り出してラップをし、５分程度そのまま置いて蒸らす。

卵はタンパク質やカルシウム、鉄などをバランスよく含んでおり、毎日の食卓に取り入れたい食材です。
茶碗蒸しにすることで、お子さんからシニアまで、楽しめるのも嬉しいポイント。

昔は蒸し器が必要でしたが、電子レンジでも充分美味しく作れるようになってきましたので、ぜひチャレンジしてみてください。

料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』（世界文化社）がある。