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2022.10.09

コツをおさえればカンタン!フライパンでふわとろ親子丼

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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大人も子どもも大好きな、卵とろける親子丼。
お店のようなふんわりとろっとした親子丼も、ポイントをおさえればフライパンで家族4人分を一気に作ることができます。

卵は混ぜすぎず、2回に分けて入れるのがポイントです。

食材は卵と鶏肉と玉ねぎだけあれば作れるので、いざという時の夕飯にぴったりです。

【材料(4人分)】

鶏もも肉 1枚
卵 5個
玉ねぎ 1/2個
みつば(あれば)適量


だし 150cc(水150ccにだしの素小さじ1を溶かしてもOK)
みりん 大さじ5(75cc)
醤油 大さじ3(45cc)

ご飯 4人分
七味唐辛子(お好みで) 適量

作り方

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1. 玉ねぎは薄切り、みつばはザク切り、鶏肉は小さめのひと口大のそぎ切りにする。卵はボウルに割り入れ30回程度箸で切るように混ぜる。(あまり混ぜすぎると固くなってしまうので注意)

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2.フライパンに火をつけないまま、調味料Aを全て入れて混ぜ合わせる。その後、玉ねぎ、鶏肉も入れて軽くかき混ぜてから、強めの中火にする。

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3.あまり触らず3~4分、鶏肉が白っぽくなるまで煮る。煮汁が沸いているところに、溶いた卵の半分を全体に回し入れる。

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4.さっとかき混ぜて卵が固まるまで2~3分煮る。

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5.残りの卵を回し入れて1分したら、みつばを散らすように入れる。さらに1分煮て卵が半熟状態で火を止める。

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6.ご飯を盛りつけたどんぶりに5をのせ、お好みで七味唐辛子をふる。

おいしいワンポイントアドバイス

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卵は食物繊維とビタミンCを除くすべての栄養素を含んでおり、栄養価がとっても高い食材。
卵たったの1個で、タンパク質、カルシウム、ビタミンA,ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンEなどの栄養素が、1日に必要な摂取量の20%前後も摂取できるほどです。

その他、カルシウムやリン、鉄、亜鉛などのミネラルも豊富です。栄養不足が気になる人に、一番におすすめなのが卵です。

以前はコレステロールの高さから1日1個以上は食べないようにとする話もありましたが、現在は食品に含まれるコレステロール値と、血中のコレステロール値にはそれほど相関関係がないことがわかっており、卵のコレステロールを気にする必要はないといわれるようになりました。

親子丼は卵をたっぷり摂取できるメニュー。元気がない時や、体力アップしたい時の夕飯に良いですよ。

りんひろこ

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料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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