カンタンでアレンジ自在！作り置きしたい「肉味噌そぼろ」

４月から子どもの進学などでお弁当生活が始まった方は、そろそろ簡単に作れる新しいメニューが欲しくなる頃ではないでしょうか。

毎日のお弁当はもちろん、運動会や遠足、ピクニックなど行楽シーズンのお弁当にも、作り置きにも大活躍するのが「肉味噌そぼろ」です。

甘辛い味噌味は誰もが大好きな味。今回はさらにかつお節も加えてうまみをアップすることで、白いご飯にかけるもよし、豆腐や野菜に乗せるもよしの万能常備菜に仕上げました。
小分けにして冷凍すれば１〜２ヵ月、冷蔵なら10日ほど日持ちします。ぜひ作り置きしてみてください。

豚ひき肉　300g
にんにく（すりおろしチューブでもOK）　２片
かつおぶしパック　２パック

Ａ
しょうゆ　大さじ２
味噌　大さじ３
砂糖　大さじ３

ごま油　大さじ１

１．にんにくはみじん切りにする。

２．フライパンにごま油を熱し、にんにくと豚ひき肉を入れて中火で４～５分炒める。ぽろぽろしてきたら、一度火を止める。

３．かつお節、Ａの調味料を加えて再び中火にかけ、よく炒め合わせる。

４．弱火と中火の間くらいの火加減で、脂が出てぽろぽろになるまで５～６分炒めたら出来上がり。

味噌は腸内環境を整える発酵食品。そして豚肉は、疲労に効果のあるビタミンB1やタンパク質を多く含んでいます。
これらをしっかり炒めて日持ちする作り置きにすることで、時間がない時にも栄養価の高いおかずをすぐに作れますよ。

ご飯にかけても美味しいですが、アレンジも豊富。
例えば肉味噌をお椀に大さじ１入れて、お湯を150cc加え、醤油を少々たらせば即席みそ汁になります。
また豆腐や、ざく切りにしたほうれん草やキャベツに肉味噌をのせて、ラップをしてレンジ加熱し、しょうゆをひとかけするのもおすすめです。

料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』（世界文化社）がある。