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2021.07.03

管理栄養士が考えるランナーメシ!走ると増える?「活性酸素」に要注意!【チキンのトマト煮】

RuntripMagazine

ランナーの皆さん、今日も走っていますか? 突然ですが、皆さんは「活性酸素」をご存知でしょうか? 活性酸素は、酸素を吸えば必ず出来るものですが、大気汚染や、紫外線、激しいスポーツなどが原因で発生しやすくなるといわれています。活性酸素は、過剰に発生すると体内の細胞を酸化させ、動脈硬化や、糖尿病、また老化現象などのリスクが高まる恐れがあります。運動量が多いランナーにとって、チョット心配ですよね。そこで今回は、活性酸素を消去する作用が注目されている抗酸化物質『リコピン』を豊富に含む“トマト”を使ったレシピを紹介します。

レシピを紹介するのは、管理栄養士とパティシエが作る、カレーとキッシュと、ケーキのお店「キリン食堂」の管理栄養士 麻生亮です。

さっそく、作り方を見ていきましょう。

【チキンのトマト煮】

・トマトのリコピン→赤い色素のリコピンは、激しい運動によってたまりやすい活性酸素を消去する作用があるといわれ、ランナーにうれしい栄養素!
・トマトのクエン酸やアミノ酸→疲労回復の効果が期待出来る!

○材料(2人分)

鶏モモ肉…300g
トマト…2~3個
タマネギ…1個
ニンニク(みじん切り)…1片
イタリアンパセリ…適量

オリーブ油…大さじ1
塩・コショウ…適宜
鷹の爪…1本

○作り方

1.鶏モモ肉は、ひと口大にカットし、塩・コショウで下味をつける。トマトとタマネギは、ザク切りにする。鷹の爪は、種を取り輪切りにする。

2.フライパンにオリーブ油を入れ中火にかけ、鶏モモ肉の皮目を下に入れ、フタし蒸し焼きにする。キツネ色に焼けたら、ひっくり返し、タマネギ・ニンニクを入れる。タマネギがしんなりしたら、トマト・鷹の爪を入れフタをして、トマトが柔らかくなるまで弱火で5~6分ほど煮る。

3.フタをあけ、全体を混ぜながらさらに5分ほど煮て、塩・コショウで味をととのえる。

4.器に盛り、刻んだイタリアンパセリをのせて完成!

トマトは、うま味成分であるグルタミン酸の量が多い野菜で、加熱することで甘みやうま味がさらに強くなります。また、トマトに含まれるリコピンは、加熱すると吸収率が上がるといわれています。6月~9月に旬を迎える美味しい“トマト”を使った『チキンのトマト煮』をお試しください!

■キリン食堂

管理栄養士とパティシエが作る、カラダに優しいカレーとキッシュと、ケーキのお店

住所:神奈川県横浜市神奈川区神大寺4-24-3
電話番号:045-777-4845
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管理栄養士:麻生亮

記事を書いた人  麻生 亮

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