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2019.06.25

尿路結石の治療に入院は必須?【医師Q&A】

KenCoM公式ライター:黒田 創

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医師からのコメント

小さな結石は体外に排出されることが多いため、水を多く摂って排出を促すことが多いです。その際に痛みがある場合は投薬治療も併用します。この場合入院の必要はありません。
体外に排出されないサイズの結石はそれを砕いて体外に出す治療が必要になります。5mm以下なら日帰りでの処置もあり得ますが、それ以上となると短くて1~2日、10mmを越えると長くて1~2週間程度の入院となる場合が多いです。

■人生三大激痛に数えられる『尿路結石』について詳しく知りたい方は下記からどうぞ

監修医師

■松崎純一(まつざき・じゅんいち)先生
1989年横浜市立大学医学部卒業。横須賀共済病院、神奈川県立がんセンター等を経て2002年より大口東総合病院(横浜市)勤務。2015年から副院長を務める。尿路結石の研究および治療のエキスパートであり、『尿路結石症診療ガイドライン2013年版』の作成にも携わる。同病院は松崎医師を中心に尿管結石に対する「体外衝撃波結石治療(ESWL)」や、レーザーによる内視鏡的結石破砕術(TUL、PNL)も多数行っている。

著者プロフィール

■黒田創(くろだ・そう)
フリーライター。2005年から雑誌『ターザン』に執筆。ほか野球系メディアや健康系ムックの執筆などにも携わる。フルマラソン完走5回。ベストタイムは4時間20分。

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