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2024.06.09

ストレスでパンクしそう!【じっくりゆっくりストレッチ】緊張をリリースして気の巡りを整える陰ヨガ

ヨガジャーナルオンライン

日々の生活の中で感じるストレス、溜め込みたくないですよね? 中医学では、過度なストレスは体内の気の停滞を引き起こし、心身にさまざまな不調をもたらすと考えられています。陰ヨガは数分間ポーズに留まりながらじっくりと身体の緊張を抜いていく、身体にも心にも優しいメソッド。ひと呼吸ごとに身体がゆるんでいく感覚を味わってください。

どうしてストレスが溜まるの?

ストレスとは、外部からの刺激を受けたときに生じる緊張状態のことをいいます。

外部からの刺激とは、天候の変化や騒音といった自然環境や生活環境、病気や睡眠不足などの身体的なもの、不安や悩みなど心理的なもの、そして人間関係がうまくいかないなど社会的なものがあげられます。つまり、日常生活の中で起こる様々な変化がストレスの原因となるのです。

ストレスは私たちが生活していくうえでなくすことはできません。共存しながら上手にケアをしていく必要があります。また目まぐるしく変化する現代では、デジタル化による情報過多により頭や目を常に使ったり時間に追い立てられることが多くなり、常に過緊張を感じやすい傾向があります。以下のチェック項目をみて、当てはまるものが多い人は早めのケアをしていきましょう。

ストレスチェック

・喉にものがつまったような不快感がある
・イライラして、怒りっぽく情緒不安定
・ゲップやおならがよく出る
・片頭痛がおきやすい
・お腹が張る、消化不良
・不眠、寝付きが悪い
・生理の前の不調
・やる気がおきない

ストレス解放におすすめの「陰ヨガ」

のびのびと身体を動かして血流を改善したり、神経の伝達をよくすることがストレスケアに繋がります。ただし運動が苦手な人や、身体のどこかに痛みがある人は無理は禁物。

そんな人でも取り入れられるのが、筋肉をゆるめて、重力に身を委ねながらじっくりとポーズを行う陰ヨガメソッド。慢性的に硬くなった筋肉や筋膜の層のこわばりを解消することで、巡りのよい身体に整えることができます。リラックス効果が高いので、ストレスも効果的にリリースできます。

ストレスを心地よくリリースする「リラックス陰ヨガ」

やり方

今回は、股関節の詰まりをじんわりとゆるめ、内ももを伸ばして血流を良くする「ハーフドラゴンフライ」のポーズをご紹介します。不必要なストレスを解放して健やかな日々を過ごしましょう。

あぐらの状態から片脚を横に伸ばして片脚開脚の姿勢をとります。その際、両方のお尻をマットにつけて、下半身を安定させましょう。

②少しずつ上半身を前に倒して、伸ばしている脚の内ももの伸びを感じましょう。無理に身体を倒す必要はありません。クッションやボルスターを使ってもよいので、心地よい刺激を感じるポジションを探してみてください。全身の力を抜きながら3分間キープします。

③ゆっくりと上半身を起こして、数呼吸余韻を感じてから、脚を入れ替えて反対側も同様に行います。

AUTHOR

高西由貴子

内臓ケアサロンMaitriesセラピスト 陰ヨガを通じて出会った中医学の学びを続けながら、都内を中心にサロンオーナー、ヨガインストラクター、セルフケア講座のセミナー講師と多岐に渡って活動。2020年、より一人一人の心と身体をサポートしたいという想いを元にボディケアサロンMaitriesをオープン。心と身体両面から、女性の美と健康のサポートをしている。

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