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2024.05.23

お口の潤い、足りている?〈口臭の原因〉ドライマウスを防ぐ唾液分泌マッサージ

ヨガジャーナルオンライン

朝起きたら口の中がカラッカラ…、口臭が気になる…そんなお悩みはありませんか?もしかしたら、唾液の分泌量が減っていることが原因かもしれません。そこで今回は唾液分泌を促しドライマウスを防ぐマッサージをご紹介します。

ドライマウスとは

ドライマウスとは、何かしらの原因により唾液の分泌量が減り、口の中が乾いてしまう状態を指します。唾液の分泌量が平均的な量の半分以下になるとドライマウスになるとされています。唾液量がそこまで減ってしまうと、長時間の口の乾き・口臭・しゃべりにくさ・歯周病・虫歯・口内炎・味覚障害など様々な不快な症状や病気を引き起こしかねません。

誰しも一時的に口が乾くことはありますが、もし症状が続く場合は専門医の受診をおすすめします。

ドライマウスの原因

ドライマウスの原因はいくつかありますが、代表的な原因とされているのが加齢・咀嚼回数の低下・口呼吸・ストレスなどです。他にも薬の副作用・自己免疫疾患・糖尿病なども考えられます。持病をお持ちの方はドライマウスのリスクが高まるので注意が必要です。

ドライマウスを予防するためにはよく噛んで食べること、鼻呼吸を心がけること、人との会話を楽しみ口をよく動かすことが効果的です。そうすることで唾液分泌量が増えていきます。分泌量を増やして口腔機能を上げていきましょう。

唾液の働き

唾液には次のような働きがあります。

● 虫歯、歯周病を予防する

● 口臭を予防する

● 舌を滑らかに動かす

● でんぷんを分解する

● 食べ物を飲みこみやすくする

● 味を感じやすくする

このように唾液はとっても働き者です。唾液をしっかりと出せるようにするために、唾液分泌を促せる唾液腺マッサージをぜひやってみてください。唾液分泌量とストレスも関係が深いため、リラックスしながらゆったりした気持ちで行いましょう。

ドライマウスを防ぐ唾液分泌マッサージ

唾液分泌量を増やすために唾液腺をマッサージすることが効果的です。

唾液腺は耳下腺(じかせん)・顎下腺(がっかせん)・舌下腺(ぜっかせん)の3つからなり、ここで作られた唾液は管を通じて口腔内に導かれます。今回ご紹介するマッサージを取り入れてドライマウスを予防しましょう。

<やり方>

1)両手を首の後ろ側で組み、首を時計回りと反時計回りにぐるりと回して、首をストレッチする

2)人差し指から小指までの4本指を頬にあてて、上の奥歯のあたりをクルクルほぐすように耳下腺をマッサージする

3)親指をアゴの骨の内側の柔らかい部分に当てて、耳の後ろからあごの下まで4~5か所に分けて指圧する(顎下腺マッサージ)

4)親指を揃えてアゴの真下から舌を突き上げるように優しく指圧する(舌下腺マッサージ)

5)最後にもう一度、両手を首の後ろ側で組み、首を時計回りと反時計回りにぐるりと回して、首をストレッチする

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

AUTHOR

高山ゆかり

ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。

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