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2024.04.23

【脂肪の燃焼を促進】バキバキ肩甲骨をゆるゆるに!可動域を広げてヤセ体質に導く「肩甲骨ほぐし」

ヨガジャーナルオンライン

気温もぐんぐん上がり、薄着になる機会も増えてきました。服装が身軽になると、身体のラインが気になってきます。そこで今回は肩甲骨に着目。脂肪燃焼効果のある「褐色脂肪細胞」が集中する肩甲骨をほぐして、痩せやすい体づくりをしましょう。

肩甲骨の動きが悪いとどうなる?

肩甲骨を動かすことの大切さは知っているものの、なかなか思い通りに動かすことができない、という声をよく聞きます。原因の一つは、運動不足や長時間にわたるデスクワークで、肩甲骨周りが硬くなってしまっていること。

肩甲骨は肩、そして腕と繋がっていて、僧帽筋(そうぼうきん)を始めとした、大小の筋肉、腱や靭帯、関節、血管が集まっている部分でもあります。肩甲骨の周りにある筋肉が硬くなると、可動域が狭くなり、肩こりだけでなく腰痛や頭痛、身体のだるさなど、慢性的な不調を起こす場合もあります。

肩甲骨を動かせば脂肪が燃えやすくなる

脂肪には2種類あり、白色脂肪細胞は、脂肪分を貯蔵しエネルギーを蓄える役目があります。一方、褐色脂肪細胞は、脂肪分を分解して燃焼させる作用があります。褐色脂肪細胞はおもに肩甲骨の周囲に密集していると言われているため、「なんだか身体の巡りが悪い」「身体が重い」と感じる時こそ、肩や肩甲骨まわりのこりをほぐして、脂肪の燃焼を促進しましょう!

肩甲骨の可動域を広げるストレッチ

肩甲骨の可動域は、腕や手の平の使い方によっても変わっていきます。ぜひ意識して取り組んでみてください。

1、軽く脚を開いて立ち、右腕を胸の前を通って真横に伸ばし、左手で下からすくってサポートします。肩が上がらないように、力を抜いて下げましょう。

2、息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら左手を身体に近づけ、さらに左側に右腕を引きます。

3、腕を入れ替えて左腕も同様に行います。

4、両手を前に出し、親指を下に向けて手の甲を向かい合わせます。肩と水平な位置を保ったまま両手を身体の後ろまで開いていきましょう。 余裕があれば、背中側で手を絡めます。

5、腰の後ろで両手を組みます。息を吐きながら肩甲骨をグーっと寄せます。

6、息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら手を体から離します。 呼吸に合わせて何度か繰り返しましょう。

7、両手を身体の前で組みます。目線をお腹に向け、両手を前に伸ばして、肩甲骨同士の隙間を広げます。

詳しい説明は、こちらの動画からご覧いただけます。

AUTHOR

岩﨑奈緒子

11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。

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