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2024.02.01

【顔のむくみ・たるみ撃退】「もむだけ胸鎖乳突筋ほぐし」で頑固な首凝り、むくみ顔を解消!

ヨガジャーナルオンライン

慢性的な首凝りは現代人が抱える悩みの一つです。ストレッチやもみほぐし、温感ほぐしでデリケートな首まわりを優しくほぐして疲れをとっていきましょう。首がほぐれると顔のむくみも解消できて一石二鳥。座ったままできる簡単メソッドをヨガ講師の美都くらら先生がレクチャーします。

首凝り、顔のむくみを引き起こす身近な原因とは?

「首凝りのおもな原因は、耳の後ろにある乳様突起から鎖骨の内側にかけて走る胸鎖乳突筋の緊張です。ずっと前かがみの姿勢で作業したり、スマートフォンやパソコンを使う際に首が前に突き出るようなポジションをとったりしていると胸鎖乳突筋が過度に緊張しやすくなります。また胸鎖乳突筋は呼吸にも関与していて、深呼吸ができない状態や浅い呼吸が続くと筋肉が不自然な状態で緊張し、首凝りを引き起こすことがあります。

次に顔がむくんでしまう原因は多岐にわたりますが、首の筋肉が緊張したり血管の収縮が起きたりすると血行不良になり、顔に十分な酸素や栄養が行き届かずむくみが生じる可能性があります。また首にはリンパ節があり、悪い姿勢や同じ姿勢で長時間過ごすとリンパ節周辺の循環が阻害されてリンパ液が滞留しむくみやすくなります」(美都くらら先生)

胸鎖乳突筋のピンポイントほぐしで顔まわりスッキリ!

「スマホ首で硬くなった胸鎖乳突筋を手の指で直接もみほぐし、筋肉の緊張をとっていきましょう。筋肉がやわらぐと血流が良くなり、首凝りだけでなく顔のむくみやデコルテもすっきりします。メイク前やオンライン会議の前に椅子に座ったまま、または身体が温まり筋肉がほぐれやすいお風呂上がりに行ってもOK。1日1~3回を目安に実践してみましょう」(美都くらら先生)

胸鎖乳突筋ほぐし

目的と効果:胸鎖乳突筋の緊張をとり、血液やリンパ液の流れを促進し首凝り、顔のむくみを改善する。

〈やり方〉

1.楽な姿勢で座り首を右に向ける。

2.左耳の後ろの出っ張った骨(乳様突起)から鎖骨の中心に付着している、胸鎖乳突筋を手の指で触って確認する。

3.左手でグーを作り、親指と人差し指で乳様突起から鎖骨にかけて胸鎖乳突筋を優しくもみほぐす。反対側も同様に。3往復ほど繰り返す。

〈プロフィール〉

美都くらら先生

宝塚歌劇団を卒業後、ヨガインストラクターに転身。現在はYMCメディカルトレーナーズスクールにて全米ヨガアライアンスRYT200・500のティーチャートレーニングを担当。これまでに多くのヨガインストラクターを育成している。ヨガ・ピラティスを通して"自分を愛する至福の時間"をモットーに、セミナー開催やイベント登壇、雑誌メディア出演など積極的に活躍中。

▼Instagram:@kurara.mito

▼YMCメディカルトレーナーズスクールHP:https://ymcschool.jp/

▼国際ホリスティックセラピー協会:HP https://ihta.or.jp/

文/北林あい

AUTHOR

ヨガジャーナルオンライン編集部

ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。

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