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2022.08.17

台湾のピータン豆腐を食べやすく再現!タンパク質豊富な「バジルと卵のせ豆腐」

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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中華料理で有名な「ピータン豆腐」は簡単に出せるおつまみとして、突き出しのようにはじめの1杯のお酒とともに食べられることが多い料理です。
ピータンの独特の香りとコク、そして甘めのしょうゆダレが合わさって、普通の豆腐が特別な料理になります。

日本ではピータンが苦手な方もいたり、ピータン自体が手に入りにくかったりしますが、普通の茹で卵でも美味しくできますよ。
台湾ではさらにコーンをかけたり、九層塔という台湾バジルをちぎって散らすことでさわやかさもプラス。

低脂質ながら、高タンパクで食物繊維も摂れる1品なので、朝ごはんでもランチでも、夜のお酒のお供にもぴったりです。

【材料(2〜3人分)】

絹ごし豆腐 1/2丁
硬めの半熟ゆで卵(市販でもOK) 1個
フレッシュバジルの葉 3~4枚
コーン缶(あれば) 適量
めんつゆ 適量(大さじ2程度)

作り方

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1.半熟ゆで卵は8等分程度に切る(適当にざく切りにしても良い)。

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2.器に豆腐を乗せ、その上に卵を散らす。コーンも乗せて、バジルの葉をちぎって散らす。

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3.最後にめんつゆを上からかける。

おいしいワンポイントアドバイス

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豆腐は良質な植物性タンパク質を豊富に含んでいます。
またカルシウムが豊富な食材としても知られています。成人1人あたりに必要なカルシウムの目標量は600〜800mgと言われていますが、木綿豆腐の場合、約1/2丁で180mgが補えます。
牛乳1杯(200g)で200mg、ヨーグルト100gで120mgなので、カルシウムが多いイメージのある乳製品と同程度を摂取できるわけです。

今回はさらにタンパク質の優等生でもある卵をプラス。
人が食事から摂らなければならない必須アミノ酸の量をスコア化した「アミノ酸スコア」というものがあるのですが、卵はそのスコアが最高値の100!
それだけ優秀なタンパク質というわけです。

りんひろこ

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料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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