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2018.02.21

身体がポカポカ温まる!辛さ控えめ和風麻婆豆腐【男の和ごはん・生姜特集#2】

KenCoM公式:管理栄養士・圓尾和紀

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麻婆豆腐といえば代表的な四川料理の一つで、本場のものは舌がしびれるほどの辛さが特徴です。この辛さがクセになるという方がいる一方で、苦手な方もいるのでは?

そこで今回は、そんな麻婆豆腐を日本人の舌にも合うように和風にアレンジ。出汁ベースに味噌で味付けしました。生姜も入っているので、食べると身体がじんわりと温まりますよ。

和風麻婆豆腐

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主役となる豆腐の原材料は大豆とにがりです。できればそれ以外の余計な原材料が入っていない豆腐を選びましょう。ひき肉はジューシーでコクのある豚肉が適しています。

生姜は“すりおろし”など生でも食べますが、加熱することで身体を温める成分であるショウガオールができます。さらにとろみがついた料理は冷めづらく、少し時間を置いても温かいまま。三寒四温の今の季節にぴったりのメニューです。

【材料】(2人分)

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・木綿豆腐 2/3丁(約200g)
・豚ひき肉 100g
・長ねぎ 10センチ
・生姜 ひとかけ
・赤唐辛子 1本
・ごま油 小さじ1
(A)出汁 1カップ
(A)味噌 大さじ1
(A)醤油 大さじ1/2
(A)みりん 大さじ2
(A)酒 大さじ2
・片栗粉 大さじ1/2

【作り方】

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1:豆腐はパックから取り出し、食べやすい大きさに切る。鍋に湯を沸かし、豆腐を静かに入れ、弱火で3分ほど煮る。煮えたら水を切っておく。

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2:生姜と長ねぎをみじん切りにし、鍋にごま油を熱して炒める。

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香りがしてきたらひき肉を加えて炒める。

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3:2の鍋に、(A)と小口切りにした唐辛子(種は辛いので除く)、1の豆腐を加えて煮る。片栗粉を水に溶いて鍋に加え、とろみがついたら出来上がり。

片栗粉を加えるときは、あらかじめ小さなボウルの中でよく溶いておき(時間が経つとまた分離するので直前に)、煮汁が沸いているところに少しずつ流し入れ、加えるそばから煮汁をよくかき混ぜるとダマにならずに仕上げることができます。

豆腐はしっかりした食感の木綿豆腐と水分の多い絹ごし豆腐がありますが、木綿のほうが崩れにくいので作りやすいです。もちろん、絹ごしで作ってもつるんとした食感が楽しめて美味しいですよ。

▼過去のレシピはこちら!

著者プロフィール

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■圓尾和紀(まるお かずき)
“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。日本の伝統食の良さを現代の生活に活かす「和ごはん」の考え方を伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。

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