2022.06.15
夏バテ防止に!梅雨の旬食材「みょうがとツナの和え物」
梅雨を迎える6月といえば、みょうががにょきにょきと生えてくる季節です。
我が家の庭にもみょうがの葉がたくさんあり、その根元に次々と花みょうがが出てきます。
夏の終わりの9月ぐらいまでは、毎週新鮮なみょうがが食べ放題です。
薬味として使うことが多いみょうがですが、2〜3個あれば千切りにしてツナ缶と和えるだけで立派なおつまみになります。
そうめんに乗せても、炊きたてのご飯に乗せても美味しいですよ。
【材料(2人分)】
みょうが 3個
ノンオイルツナ缶 1缶
めんつゆ 大さじ1/2
ごま油 少々
作り方
1.みょうがは縦半分に切ってから、斜め薄切りにする。
2.ボウルにみょうがを入れ、ツナを汁ごと加える。めんつゆ、ごま油を加える。
3.よく混ぜ合わせたら出来上がり。
※作りたてはみょうがの辛味がたっていますが、少し置いておくと馴染んで食べやすくなります。ツンとした辛味をしっかり味わいたい場合は作りたてをすぐに食べると良いですよ。
おいしいワンポイントアドバイス
みょうがには、夏場に不足しがちなカリウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれています。
また、独特の香りに含まれるα-ピネンやβ‐ピネンと呼ばれる香気成分には食欲促進や解毒作用があるので、夏バテ予防にも大活躍です。
みょうがに含まれるビタミンEは血行促進の働きがあり、冷え性や肌荒れの改善にも役立ちます。
りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。