働く女性7割「生理やPMS(月経前症候群)で仕事に集中できないことがある」 - 休暇をとる人の割合は?

4MEEEが運営するヘルスケアアプリ「4MOON」はこのほど、「生理×仕事 アンケート」の結果を発表した。調査は2023年5月23日～2023年6月30日、20～50代の就労中の4MOONアプリユーザー(n=111名)を対象にインターネットで行われた。

「生理が原因で、仕事に集中できないことがある」と答えた人は72.1%。対して、「生理が原因で、勤務日の当日に欠勤・遅刻・早退をしてしまうことがある」と答えた人は21.6%にとどまり、「生理で不調を感じているときでも、いつもと変わらない仕事をしている」と答えた人は82.9%だった。

「生理のときに仕事を減らしたいと感じる」と答えた人が77.5%でありながら、仕事を休むことや減らすことができず、いつも通り働いている人が多いことがわかった。

「PMS(月経前症候群)が原因で、仕事に集中できないことがある」と答えた人は66.7%で、生理だけでなくPMSが原因で仕事に支障が出ると考えている人も多いことがわかった。

対して、「PMS(月経前症候群)が原因で、勤務日の当日に欠勤・遅刻・早退をしてしまうことがある」と答えた人は14.4%、「PMS(月経前症候群)が原因で不調を感じているときでも、いつもと変わらない仕事をしている」と答えた人は79.3%で、生理のときと同様に不調を感じていてもいつも通り働いている人が多いようだった。

生理日休暇の有無についてもたずねたところ、「ある」と答えた人が31.5%。そのうち、生理日休暇があっても取得しにくいと答えた人が57.1%だった。

生理日休暇について「取得しにくい」と感じている人にその理由を尋ねると、「上長に生理だと知られたくないから」「上長が男性で恥ずかしくて言い出しにくいから」などの回答が多く寄せられた。

また、「生理日休暇を取得するほどでもないと思っているから」「同僚は取得していないから」「我慢できるから」「急な取得は同僚などに迷惑をかけるから」などの回答も多くみられた。集中力の低下や不調を感じつつも、周囲を気にして休めなかったり我慢できるレベルだと判断して無理をしたりする人も少なくないことがわかった。

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