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2023.12.11

お尻の筋肉は硬くなりやすくそれが腰痛や冷えの原因に。だから、寝ながら解消!お尻ほぐしストレッチ

ヨガジャーナルオンライン

座りっぱなしや運動不足などが原因で硬くなりやすいお尻の筋肉。気温が下がる冬は寒さによる冷えでさらに筋肉が硬くなりやすくなってしまいます。お尻の冷えと硬さは不調のもと!今回は寝たままできる簡単なストレッチをご紹介します。このストレッチで少しずつお尻の冷えを防いで、硬さを解消していきましょう。

お尻が硬くなるとどんな不調が起こる?

お尻には皮下脂肪が多くついています。脂肪は体温を保つ働きがある一方で、冷えやすく、一度冷えると温まりにくくなる性質もあります。そのため、お尻は冷えやすく、筋肉が硬くなりやすいパーツと言えます。また、座り時間が長くお尻が圧迫された状態が長かったり、日常的に体を動かしていないことでも筋肉は硬くなります。

お尻の筋肉は座る・立つ・歩くなど日常の一般的動作にも関わるため、硬くなるとその動作にも影響が出てきます。また、硬くなると血流も悪くなるため下半身の冷えにもつながります。

お尻の筋肉の一部である大臀筋は骨盤と大腿骨を繋いでいます。骨盤を本来あるべき状態に安定させる働きがありますが、硬くなると安定した状態を維持できなくなってしまい、これによって姿勢が崩れて腰に負担がかかり痛みや不快感のもとにもなります。

これからの季節は気温の低下による冷えと、寒くて体を動かすのが面倒になるなど、お尻が冷えて硬くなる条件が増えてしまいます。体調管理のためにもお尻の筋肉をストレッチする習慣をつけましょう。

仰向けでOK!お尻ほぐしストレッチ

今回ご紹介するストレッチは仰向けで無理なくお尻の筋肉をじっくりと伸ばせるので、ぜひ試してみてください。

<やり方>

1)仰向けになって両脚を上に伸ばす。 右脚を左脚の上に交差する

2)脚を組んだまま両膝を曲げ、すねを抱えて組んだ脚をお腹の方へ引き寄せる。右のお尻の伸びを感じながらゆっくりと呼吸を続ける

3)終わったら組んだ脚をほどいて両脚を上に伸ばし、今度は左脚を右脚の上に交差して同様に行う。左右それぞれ何回か繰り返して、少しずつ伸びを深めていく。左右で太ももやお尻の伸び具合に違いを感じる時には、硬さが気になる側を長めにキープしてみる

AUTHOR

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。通常のヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使った音浴瞑想会やリストラティブヨガなど音の効果を活かしたクラスも開催。心身のバランスが整ったヨガのためにヨガ哲学の勉強も継続中。RYT-500取得、Lizzie LasaterリストラティブヨガTT修了、ヨガアプリ “Down Dog” 日本語翻訳&ナレーション担当、一般社団法人シンギング・リン協会公認パフォーマー。

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