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2023.11.20

【手足の末端が寒くて我慢できない…!】冬の冷え性を助ける「簡単ツイスト」で全身ポカポカ!

ヨガジャーナルオンライン

本格的な冬を迎え、「いくら着込んでも、身体が芯や手足の先が冷える」という相談を受けることが多くなってきました。そんな冬の冷え性を助ける、全身の巡りをよくするストレッチをご紹介します。

冬の身体は末端に冷えを感じやすい

冬になると外気温や湿度が変わってきます。寒いなと感じるとき、身体の中はどうなっているのでしょうか。

身体は体温をこれ以上下げないようにするために、末端の血管をほんのわずかですが収縮させて、熱を放出しないようにします。収縮した血管の中の血液は、生命を維持するために内臓に集まるように働きかけられます。そのため、冬の身体は末端に冷えを感じやすくなるのです。

血流をよくするツイスト運動

ツイストとは身体をねじる動作のこと。デスクワークなどで腰が痛くなった際に、背もたれを利用して腰をツイストしている人も多いのではないでしょうか。腰をツイストすると腰回りがほぐれ、気持ちいいですよね。

ツイストをすると、普段直接触れることができない内臓にも刺激を加えられるので、内臓の動きが活性化します。集まった身体の血流が身体の隅々まで届くようになるので血流がアップして、手先や足先までぽかぽかと温まります。他にも内臓の動きが良くなることで消化促進や便秘改善にも期待できす。

さらにツイストをすると、身体の前側と後ろ側の両方が動きます。お腹の筋肉(腹筋群)と背中の筋肉(背筋群)が使われるため筋力もアップ。お腹周りの引き締めや腰痛予防といった効果も期待できます。

全身が温まるツイストのポーズ

布巾を絞ることを想像してみてください。ぐしゃぐしゃっと両手で握り潰すように絞るのと、きちんと畳んでから、両手をひねりながら絞るのでは、どちらがより水分を減らすことができるでしょうか。

ツイストストレッチも同じです。まずは、背骨を真っすぐに伸ばして、身体の中心にあるおへそを意識しましょう。お尻の少し上にある平らな骨(仙骨:せんこつ)は真っすぐ前を向け、身体の軸を保ちながらおへそから絞ることを意識することで、一層ツイストが深められます。

1、両脚を骨盤幅に開き、両足の親指を平行にして立ちましょう。

2、骨盤を立てて、腰のカーブを緩やかにします。

3、息を吸いながら両手をまっすぐ上げます。

4、吐きながら、身体を右にツイストしていきましょう。おへそ→肋骨→胸の順番に体をねじり、ツイストを深めていきます。

5、体をねじったまま息を吸い、さらに背筋を伸ばします。

6、吐きながら、手のひらを下にして肩の高さまで腕を下ろし、真横に広げましょう。

7、反対側にもツイストをして同様に行なってください。

詳しい説明は、動画でもご覧いただけます。

AUTHOR

岩﨑奈緒子

11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。

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