メニュー

2023.10.15

簡単なのに引き締まる!寝転がって振り返るだけ【ボトムスの上に乗っかった浮き輪肉】を落とす方法

ヨガジャーナルオンライン

年齢とともに気になってくる体型の崩れ。特にウエストや腰周りのお肉が気になっている人も多いのではないでしょうか。洋服で隠したつもりでも意外と気づかれている浮き輪肉を撃退していきましょう!

浮き輪肉を落とすポイント

浮き輪肉とはお腹から腰周りをぐるっと一周するようについている脂肪ですが、普段からダイエットを頑張っている人でも減らすのに苦戦しがちなのがこの部分。どうすればここの浮き輪肉は解消できるのでしょうか?

浮き輪肉の正体は?

脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪がありますが、浮き輪肉の正体は皮下脂肪です。ダイエットするとまず内臓脂肪から減っていき、次に皮下脂肪が減っていきます。皮下脂肪は手足など体の末端部位から落ちやすいので、体の中心にあるお腹や腰の脂肪はなかなか落ちにくいと言われています。普段から脂肪を溜め込まないよう食事の量や内容に気をつけて、運動でお腹や腰の筋肉を刺激することが大切です。

浮き輪肉撃退には「腰方形筋肉」を鍛えよう

浮き輪肉撃退の鍵となる筋肉は腰方形筋です。腰方形筋は腰の奥にあり、肋骨や背骨を骨盤とつないでいます。

腰方形筋の主な役割は、上半身を横に倒す・体をねじる・上半身を反らすというもので、日常生活でもよく使われています。体幹の安定のためにも重要な役割を持つ部位なのですが、デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとり続けることで、硬くなりやすい筋肉でもあります。

腰方形筋が硬いと浮き輪肉がつきやすい

実はお腹や腰周りが硬い人は、浮き輪肉がつきやすく落ちづらいです。腰方形筋が硬かったり上手く使えていない状態だと、腹筋運動などをしても浮き輪肉はなかなか落ちてくれません。浮き輪肉部分の硬くなった部分を伸ばしながら、無理なく刺激を入れていくことが大切です。

浮き輪肉撃退!うつ伏せ見返りエクササイズ

運動中は使っている筋肉を意識して、姿勢に気をつけながら8〜10回ほど実践してみてください。

(1) うつ伏せになって両脚を腰幅程度に開き、両腕は肩幅よりも広めに開いて伸ばし、手のひらを地面につきます。

(2) 息を吸いながらお腹と腰を引き伸ばし上半身を上げ、吐きながら右後方を振り返るようにお腹をねじります。

(3) 息を吸いながら上半身を元に戻し、吐きながら左後方を振り返るようにお腹をねじります。

体をねじる際、振り返る方向と逆側の腕は少し曲げると深くねじりやすくなります。運動中は腰方形筋を意識しながら、片側は縮める・もう片側は伸ばすを意識して動いていきましょう。

運動の詳細は以下動画からも確認いただけます

AUTHOR

宇都宮明香

五感を潤すヨガ講師。インストラクター育成講師として活動しながら、ヨガインストラクターの駆け込み寺でもある Kalavinka YOGAを主宰。大学時代にヨガと出会い「体だけでなく心にも変化が起きている」と気づく。生来の生きづらさ(エンパス)と上手く付き合いたいと思うきっかけとなる。現在も学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫と娘と一緒に、時々ご飯が宙を舞う生活を楽しんでいる。

あわせて読みたい

※外部サイトに遷移します