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2023.10.10

「座りっぱなし生活」の不調を救う快適ポーズ【これだけで全身整う】ねじって開くだけの簡単ストレッチ

ヨガジャーナルオンライン

デスクワークなど同じ姿勢で過ごす時間が長く続くと、なんだか息が詰まった感じになったり、溜め息が出たり、肩が重く感じたり……そんなことありませんか? パソコン作業やスマホチェクなど、集中して作業している時はどうしても身体が前のめりになって、呼吸も浅くなりがちです。そんな時にアプローチしたいのが「胸まわり」。ほぐすだけでたくさんの効果が期待できます。

ねじって開く!簡単なのに効果抜群

今回紹介するストレッチは、胸部をねじる動きと開く動き。それぞれの動きで得られる効果とはなんでしょう?

ねじる

胸部をねじることで、普段動かしづらい胸椎にアプローチすることができます。胸椎周辺の筋肉が硬くなると、それを腰椎で補おうとしてしまい、腰痛を引き起こす原因となります。また、首から肩にかけての筋肉も緊張しやすくなるため、肩こりの原因にも。胸椎周辺をしっかりと動かすことで、腰痛や肩こりの予防、背骨の歪みや姿勢の改善に効果が期待できます。

開く

丸まってしまいがちな胸部を開くことで、胸の筋肉が刺激されて胸部の血流が促されます。胸の強張りがほぐれると呼吸が入りやすくなり、自律神経のバランスが整う効果も。他にも、姿勢改善やバストアップなど見た目にも嬉しい効果が。呼吸と共にじっくりほぐせば気持ちもすっきりします。

「座りっぱなし生活」の不調が整う!胸部のストレッチ

ねじる

①四つ這いになり、左手を真上に伸ばします。上げた左腕を右脇の下へ通し、肩とこめかみを床につけます。なるべく肩を奥へ入れて背中を伸ばしましょう。

②その体勢のまま右手を上へ伸ばします。余裕があれば肩を後ろへ開き、肩の開きに合わせて右手もなるべく後ろへ伸ばしながらねじりを深めます。あごは鎖骨の方へ引き天井を振り返るようにしながら、首の後ろ側は長く保っておきましょう。

開く

①四つ這いの姿勢から、かかとへお尻を下ろします。お腹と前ももをくっつけたまま手のひらを前に歩かせて、お尻を少しずつ持ち上げます。手がある程度前に来たらお腹と前ももが離れても良いので、心地よく胸を開けるポジションまでお尻を上げて、おでこを床につけます。余裕があれば顔を上げてあごを床につけるとさらに胸が開きます。

さらに全身のストレッチを深めたい方はこちらの動画をご覧ください

AUTHOR

HINACO

東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)

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