メニュー

2022.06.01

甘めのにんにくごまだれがクセになる美味しさ!「台湾風涼麺」

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

記事画像

台湾の屋台でもよく見かける「涼麺」(リャンミェン)という看板。
中華麺にシャキシャキの千切りきゅうりがのって、その上ににんにくたっぷりの甘めのごまだれをかけるという黄金の組み合わせ。シンプルながら箸が止まらないおいしさです。
夜遊びの前の腹ごしらえに、夕方以降になるとどの「涼麺屋」さんも混み始めます。

台湾の涼麺のたれは、日本の冷やし中華のようにツンとする酢とからしではなく、濃厚なねりごまとにんにくがしっかりきいた甘めのたれで、日本の調味料でも簡単に再現できます。
具はきゅうりだけだと夕飯の1品料理としてはタンパク質が足りないので、サラダチキンを添えました。
ハムや魚肉ソーセージ、ツナなどをのせても良いですよ。

【材料(2人分)】

中華麺(あれば細麺がよい) 200~250g
きゅうり 1本
サラダチキン 1~2パック(150~200g程度)
サラダ油 少々

A(たれ)
ねりごま 大さじ2
水 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
酢 大さじ1
砂糖 大さじ2
にんにく(すりおろし・チューブOK) 小さじ1

※サラダチキンはハムなどでも代用OK
※ねりごまがなければごま油大さじ1とすりごま大さじ1を混ぜたもので代用OK

作り方

記事画像

1.きゅうりは千切りにする。

記事画像

2.Aを混ぜてたれを作る。まず、ねりごまに水を入れてゆっくり混ぜ合わせる。混ざりにくい場合は10秒ほどレンジで加熱すると良い。なめらかになったら、そのほかのAの調味料を加えてよく混ぜる。

記事画像

3.中華麺をたっぷりのお湯で茹で、ざるにあげて流水で冷やして水けを切る。サラダ油少々を絡ませておくと麺同士がくっつきにくくなる。

記事画像

4.皿に麺ときゅうりを盛り、サラダチキンをほぐしてのせ、2のたれをかける。

おいしいワンポイントアドバイス

記事画像

ごまには油分だけでなく、カルシウムや鉄分、亜鉛などの良質なミネラルや食物繊維も豊富に含まれています。
ごまを細かくすりつぶした練りごまは、これらの栄養の吸収率がよりよくなります。

ねりごまが余ったら、クッキーやパンケーキの生地に入れたりしてお菓子作りにも使えますよ。

りんひろこ

記事画像

料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

この記事に関連するキーワード