ジューシーでもちもち！ソーセージ入りもち巾着とかぶの和風ポトフ

おでんの具で食べることが多いもち巾着。スープをたっぷり吸い込んでくれるので、おでんだけでなく煮物やスープ系の料理などに入れてみると美味しいですよ。

今回は、油揚げにお正月に余ってしまったお餅とソーセージを一緒に包みこみました。ジューシーでもちもちなもち巾着ができますよ。
寒い新年の時期に旬を迎えるかぶとともにポトフ風に煮込めば、お餅のマンネリ解消レシピになります。

油揚げ（開きやすい、ふわっと軽いもの）　２枚
切り餅　２個
ソーセージ　４本
かぶ　中３個（大２個）

Ａ
水　600ml
顆粒コンソメ　小さじ２
しょうゆ　大さじ１

１． 油揚げは横半分に切り、ソーセージは４等分に切る。かぶは葉の部分と根の部分に切り分け、葉の部分は粗刻みにし、根の部分は４等分に切る。餅は２等分に切る。

２． 油揚げを開き、１で切った切り餅1/2個分と、ソーセージ１～２個を入れ、口をようじで止める。

３． 鍋にＡの煮汁を入れ、２のもち巾着、かぶの根、残りのソーセージを入れて強火にかける。沸騰したら中火にし、かぶが柔らかくなるまで煮る。

４． かぶが柔らかくなったら、かぶの葉を加えて２分程度煮込んだら出来上がり。

かぶは根の部分は淡色野菜ですが、葉の部分は緑黄色野菜と、１つでどちらの栄養も摂れる野菜です。
特に葉の部分には、ストレスや風邪などへの抵抗力を高めるビタミンＣや、強い抗酸化作用が期待できるβ-カロテンが豊富に含まれているので、一緒に調理して美味しくいただきましょう。

料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』（世界文化社）がある。