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2024.07.03

【40代からの顔痩せ舌トレ】ほうれい線、二重あご、誤嚥予防。1ワークですべて網羅する「舌回し」

ヨガジャーナルオンライン

長いマスク生活で口元を動かさなくなり、あるとき鏡を見たらたるんだフェイスライン、深くなったほうれい線に愕然……。そんな経験はありませんか?舌を意識的に動かすと美容面だけでなく、咀嚼・嚥下機能の低下を予防できて健康面でも効果あり。ヨガインストラクターの美都くらら先生が教える「舌トレ」を、エイジングが気になり始める40代から毎日実践してみましょう。

豊かな表情は顔のエイジングケアの第一歩

顔のたるみの原因は、表情筋の衰えや凝り、姿勢不良、紫外線による肌弾力の低下、加齢など多岐にわたります。いずれにしてもこれらの原因で重力に抗えなくなった結果、たるみにつながります。日常的に表情を豊かにして顔を動かすことを意識し、加えて紫外線対策を行うようにしましょう。また嚥下機能が衰える理由としては、加齢や筋力低下が考えられます。舌は発音だけでなく、咀嚼・嚥下の過程でも重要な働きを担っているので、日常的に舌のトレーニングを実践しオーラルフレイル(口腔内の老化による機能低下)を防ぎましょう。

顔まわりの悩みを一気に解決する「舌回し」

やり方

今回のワークは、舌を大きく回すことで、あご下に位置する「舌骨上筋群」を鍛えます。この筋肉が強化されると口腔内の舌の位置が上がり、すっきりとしたフェイスラインに近づき、ほうれい線の改善や誤嚥の予防効果も期待ができます。また耳を横に引っ張ると、耳下腺リンパが刺激されて、顔まわりのむくみが取れてすっきりします。

舌回しトレーニング

目的と効果:舌を回すことで舌骨上筋群を強化し、顔まわりのアンチエイジングを目指し嚥下機能の低下も予防。

〈やり方〉

1.椅子や床に座り、人差し指と親指で耳の真ん中を掴む。肩が上がらないようにリラックスさせておく。

2.耳を心地良いと感じる強さで左右に引っ張り、舌をゆっくり右に3回回す。反対回しも同様に。

3.手を解放して口から大きく息を吐く。

◆ポイント

・舌はゆっくり大きく回す。

・ほうれい線をアイロンがけするイメージで程よく圧をかけて回す。

・呼吸を止めずに行う。

〈プロフィール〉

美都くらら先生

宝塚歌劇団を卒業後、ヨガ講師/インストラクターに転身。現在はYMCメディカルトレーナーズスクールにて全米ヨガアライアンスRYT200・500のティーチャートレーニングを担当。これまでに多くのヨガインストラクターを育成している。ヨガ・ピラティスを通して“自分を愛するやさしい時間 ”をモットーに、セミナー開催やイベント登壇、雑誌メディア出演など積極的に活躍中。

▼インスタグラム:https://www.instagram.com/kurara.mito/

▼YMCメディカルトレーナーズスクールHP:https://ymcschool.jp/

▼国際ホリスティックセラピー協会HP:https://ihta.or.jp/

文/北林あい

AUTHOR

ヨガジャーナルオンライン編集部

ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。

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