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2024.03.13

「豚汁」に足すだけで〈痩せ効果〉が上がる意外な食材3つ|管理栄養士が提案

ヨガジャーナルオンライン

豚汁はたんぱく質や野菜がたっぷり摂れ、おかず代わりにもなる一品です。また、地域によって具材が異なることも特徴のひとつです。本記事では、豚汁を食べる際、加えるとダイエット効果が期待できる食材を3つ紹介します。ダイエット中の方はぜひ参考にしてみてください。

豚汁におすすめ食材①とろろ昆布

とろろ昆布には、整腸作用のある水溶性食物繊維が含まれます。現代人は食物繊維が不足がちであるといわれていることから、ちょい足しで食物繊維が摂れるとろろ昆布はダイエットのみならず、日頃の健康にも役立つといえるでしょう。ただし、海藻類のなかでも昆布にはヨウ素(ヨード)が多く含まれ、甲状腺関連の健康リスクがあることから、過剰摂取には注意しましょう。

豚汁におすすめ食材②トマト

トマトに含まれるリコピンは、強い抗酸化作用があることからダイエットだけでなく美容効果も期待できる食材です。昆布とかつおの旨味の相乗効果があることはよく知られていますが、トマトのグルタミン酸と豚肉のイノシン酸も旨味が相まって美味しく食べられます。いつもの豚汁にプラスするのはもちろん、夏野菜カレーのような組み合わせでも楽しめます。トマト、なす、オクラ、モロヘイヤなどを豚肉と一緒に煮込み、味噌をといてみてください。食べる直前にオリーブオイルを少したらすのもおすすめです。

豚汁におすすめ食材③キムチ

最後に紹介するのは変わり種豚汁ですが、豚キムチスープにしてみましょう!キムチの香辛料である唐辛子に含まれるカプサイシンがアドレナリンの分泌を促進し、脂肪代謝を高めるといわれています。豚肉とキムチに合わせて、木綿豆腐やもやしもプラスすれば、食べ応えたっぷりのおかずスープになります。キムチの塩味があるため、味噌は少なめにするのがおすすめです。最後にごま油やすりごまをちらせば、より満足度がアップします。

ダイエット効果を高める豚汁の調理ポイント

豚汁の具材はぜひ、大きめにカットして加えてみてください。なかでも定番食材の一つであるこんにゃくは不溶性食物繊維が豊富に含まれるだけでなく、噛み応えがある食材であるため、ダイエットにとても適しています。大きめの食材はよく噛む必要があることから、満腹感も得られやすくなります。

まとめ

本記事では豚汁のちょい足しやアレンジ料理を交えながら、ダイエットに向く食材について解説しました。豚汁自体がおかずに近い形でたんぱく質や野菜がたっぷり摂りやすい料理のため、ぜひ工夫をしながら楽しんでみてください。

〈参考文献〉

AUTHOR

栗城智子

管理栄養士/医薬品登録販売者/中級食品表示診断士

大学卒業後、食品メーカーにて商品開発や品質保証の業務に従事し、管理栄養士を取得。特定保健指導やドラッグストア勤務において、人々の食事や健康、サプリメントに関する悩みに寄り添う。上記資格のほかフードスペシャリスト、離乳食・妊産婦食アドバイザー、日本化粧品検定1級、アロマテラピーアドバイザーなどの資格を保有。食と健康について学びを続けている。現在は子育てをしながら管理栄養士ライターとして執筆や商品監修に携わる。

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