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2022.07.12

余り野菜を再生する「リボベジ」って何?【フードロス削減大作戦】

ウーマンエキサイト

妊産婦食、妊活食を専門としているsazukaru代表、管理栄養士の長(おさ)有里子です。

「リボベジ」というのをご存知ですか?

料理をしたときに残る野菜のヘタや芯の部分などを育てることを「リボーンベジタブル(再生野菜)」、略して「リボベジ」といいます。コロナ禍のステイホームや環境問題への高まりから、現在、このリボベジが注目されているようです。

・リボベジの代表選手は豆苗!

多くの方がリボベジと意識せずにされているのが、豆苗ではないでしょうか?豆苗は切っても水につけておけば、また新しい芽が出てきて食べられますよね。これがリボベジというわけ。

私は今回、にんじんのリボベジを試してみました。

■にんじんのリボベジ

1、にんじんは上部を約1㎝を残して切る。

2、水につける(茎が水につからないようにする)。

3、数日たつと、茎の脇から新しい芽が出てくる。

1週間後がこちら!

緑色の葉がなんとも鮮やかです。毎日水を取りかえる必要がありますが、リボベジは浅い器でできるので、取りかえる水も少量で手間はかかりません。

食べたいと思ったら成長に関係なく収穫できるのも良いところ。早速にんじんラべの薬味に。

・かぶや大根、葉ねぎでもOK!

かぶや大根、葉ねぎなどでもリボベジを行うことができるそうです。

小さな一歩ですが、リボベジは日本で今問題視されている食品ロス削減につながります。普段は捨ててしまいがちな、いわゆる野菜クズを活用し、それが楽しみにながらエコにつながるというのは嬉しい気持ちになります。

とにかく、毎日成長するのでそれが楽しみに。また、水耕栽培なので気軽にできますよ。興味のある方はぜひ試してみてくださいね!
(長 有里子)

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