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2021.09.02

腰痛を招く一因「脊柱起立筋」を狙い撃とう!【リモレッチ極#14】

kencom公式:柔道整復師・中村雅貴

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今まで腰痛に対して、いくつかのリモレッチを紹介してきました。本日注目すべき筋肉は「脊柱起立筋」という筋肉です。
腰痛といえば脊柱起立筋という事で知っている方も多いかと思います。
そんな重要な筋肉を動かしてほぐしてあげましょう!

姿勢の要「脊柱起立筋」を緩める

脊柱起立筋は私たちが普段姿勢を維持するために常に使っている筋肉です。
筋肉に動きがあり、収縮と伸長を繰り返していれば硬くなることを防げるのですが、長時間座って常に同じ姿勢を維持し続けていると、脊柱起立筋にストレスが蓄積され、硬くなり、腰痛となります。
腰に硬くなったような違和感や痛みがあったら、一旦作業を中断し、脊柱起立筋を狙って動かしてあげると、腰痛を予防することが期待できます。
そこで今回は「脊柱起立筋を緩めるリモレッチ」をご紹介していきます

早速動画でチェック

やり方

1.四つ這いになる(手は肩の真下、膝は股関節の真下)

2.地に着いた手を外に絞るようなイメージで肩甲骨を寄せて、背骨を反る

3.腕の形を維持したまま、背骨を丸める(おへそをのぞくように)

4.元の姿勢に戻る  

5回繰り返す

「背中のシックスパック」を作る第一歩に

脊柱起立筋は、背中に走る縦のラインを形作る筋肉でもあります。
ここをしっかり鍛えると、トレーニーから「背中のシックスパック」と呼ばれる美しい溝を作ることができます。
リモレッチはそれを作る第一歩として、しっかり動く癖付けにもなります。
腰痛対策だけでなく、美しい背中を作りたいならおすすめですよ。

中村 雅貴(なかむら・まさたか)

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柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ5万人の身体を施術、身体づくりサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び、整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メソッドを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。

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