2021.05.27
腹凹にも!腹斜筋を狙った腰痛ケア【リモレッチ極#7】
腰の痛みはどんな動作をとるときにもキツイものです。特に立ちっぱなし、座りっぱなしといった仕事が中心の方にとっては悩みの種になっていることもあるでしょう。
今回はそんな腰痛をケアしつつ、もう一つの悩みであるお腹のたるみ対策にもなる簡単なリモレッチをご紹介いたします。
後ろだけじゃない!前についている腹斜筋から腰痛対策
実は腰やお尻の筋肉が硬くなる事が原因だけではなく、お腹の筋肉の硬さも原因として考えられます。
お腹の筋肉は、いわゆる「腹直筋」という身体の前面の筋肉だけではなく「腹斜筋」という身体の側面に付着する筋肉が存在します。
この腹斜筋は身体を捻る、横に傾けるといった動作に関与します。
長時間、悪い姿勢で座ったり立ったりしている現代人の多くは、身体を捻る、傾けるといった動作が非常に苦手だったり、できなくなっていたりする方が多くなっています。
その結果、腰に負担が来る身体となってしまい、腰痛がなかなか解消できない状態になっている可能性が大きいです。
本日のリモレッチはそんな苦手になりつつある、身体の側面を捻る【腹斜筋に刺激をいれるリモレッチ】になります。
早速動画でチェック!
やり方
1.床に座る
2.伸ばす側の脚を開き、逆側を内に捻る
3.開いた脚側に身体を捻り、腹斜筋へ刺激をいれていく。そのまま20秒キープ
4.終わったら反対側も同様に行う。2〜3セット行っていく
お腹に刺激を入れて腰痛ケアをしよう!
このトレーニングも仕事の合間にこまめに取り入れていくといいですよ。
ただし、満腹時や痛みを強く感じるようならいったんやめて、かかりつけ医などに相談しましょう。
普段なかなか使わない腹斜筋を刺激できるので、脇腹の引き締めにもなります。ぜひ取り入れてみてください。
中村 雅貴(なかむら・まさたか)
柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ5万人の身体を施術、身体づくりをサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び、整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メソッドを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。