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2021.02.22

「健康的に働く」を考えよう 第8回 コロナ禍やテレワークで体に変化が? 会社の健診結果で注意したいポイント

マイナビニュース

こんにちは。産業保健WEBメディア「サンポナビ」編集長の飯塚です。新型コロナの流行によって、私たちのライフスタイルには大きな変化が訪れました。テレワークや外出自粛によって運動不足になったり、飲酒が習慣化したりしていませんか? 健康診断の結果に変化があった時に注意したいポイントを確認しておきましょう。

健康診断の結果、よく見ておきたいポイントは?

参照元:https://news.mynavi.jp/article/sangyohoken-8/

健康診断の結果、よく見ておきたいポイントは?

■「前回の健診結果」と比較してどう変わったかが重要

健康診断の結果で重要視されるのが「前回の結果と比べてどうなったの?」という部分です。特に、ライフスタイルに大きな変化があった場合には、健康診断の結果としてあらわれることが心配されます。「ま、ちょっと悪くなったけど大丈夫っしょ」とならずに、ぜひ注意してみてください。

■体重がかなり増えた・BMI値が高くなった→生活習慣を見直す

外出自粛にテレワークと、身体を動かす習慣が無くなり、結果として体重が増えてしまった。あるいはBMI値が高くなったという場合には注意が必要です。痩せている・太っているというのは、単に外見の問題にとどまらず、肥満は糖尿病を代表とした多くの生活習慣病の原因になります。

「テレワークで食事を摂る時間がばらばらになった」「会社にいないので常にお菓子を食べている」という場合には、まず食生活を見直す。そして、自宅で出来るストレッチ等を行うことにも改善に効果が期待できます。

※BMI値は「体重kg ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)」で計算できます。BMI値が25以上の方は要注意です。

■γ-GTPの数値が高くなった→飲酒の習慣を見直す

「宅飲みだから酔っぱらってもすぐ眠れるし」「明日もテレワークだからいつもより遅い時間まで飲んじゃおう」そんな風にして、会社に通っていた頃よりお酒を飲む機会が増えていませんか? 過度な飲酒はγ-GTPの数値を高めます。γ-GTPの数値が高いというのは、肝機能が低下しており、肝臓ダメージが心配されるということです。

過度な飲酒はアルコール性肝障害や肝硬変、肝がんといった病気の原因にもなりますので「休肝日」をつくるなど、飲酒の習慣を見直してください。

※γ-GTPの値は、男性なら50IU/l以上、女性なら30IU/l以上で要注意です。

■視力が下がった→部屋の明るさを見直す

健診の結果、視力に大幅な低下があった場合には、仕事中の環境を改善しましょう。特にテレワーク中は、室内の「明るさ」と「姿勢」がポイントになります。

実は、オフィスなど仕事をする場所で確保すべき「明るさ」というものは、法律やガイドラインでルールが定められているのです(労働安全衛生規則第604条など)。ですので、一般的なオフィスでは仕事中の明るさが保証されています。

では、オフィスと比べてみて自宅の明るさはどうでしょうか。視力の低下は作業ミスや生産性にも影響しますし、暗い場所での作業は眼精疲労・肩こりなどの原因になります。天井の照明だけでなく、必要に応じて卓上スタンドを使うなどして明るさを確保しましょう。

この他にも、血圧や中性脂肪など「健診結果の注意したい変化」はたくさんあります。結果とともに「テレワークになって、どんなことが変わったのかな?」と、生活習慣や仕事環境などに注意してみることが、改善の第一歩になるでしょう。

飯塚陽

人事・産業保健メディア『サンポナビ』編集長
前職にて産業保健の専門誌(行政機関発行)制作の担当編集者を経て、産業医紹介・産業保健サービス大手の株式会社エムステージ入社。同社が運営する、人事・産業保健メディア『サンポナビ』編集長として企業の健康経営や産業保健に関する情報を発信している。
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